池田晶子死去
2007年3月 3日(土) 8:55:12
死んで去る。か。
まいったな。ちょっと取り乱し気味。2月23日。46歳。腎臓ガン。
池田晶子の著作を初めて読んだのは、たぶん1992年。「事象そのものへ!」であったと思う。会社のとある上司に「読め」と紹介されたのだ。ちなみにその時もう一冊紹介されたのが池田清彦の「昆虫のパンセ」だったから、相当ハイブロウな上司である(中村さんだった。下の名前が思い出せない…)。
で、その後「メタフィジカ!」「帰ってきたソクラテス」あたりを読んで、それ以降ボクの中ではお馴染みさんになった。1996年以降に読んだのはこんな感じ。最近3年間に読んだ本はまだ感想を書いていないが。
冥福は祈らない。冥土での幸福を祈るということは、冥土での「存在」を肯定すること。「存在」とは何かを問い続けてきた彼女にそんなことをしたら笑われてしまう。
同時代に生きられて光栄だなぁ、と思える人をまたひとり失ってしまった。
彼女は死に際して何を考えたであろうか。今日はそんなことをゆっくり考える日にしたい。
