池田晶子死去

2007年3月 3日(土) 8:55:12

死んで去る。か。
まいったな。ちょっと取り乱し気味。2月23日。46歳。腎臓ガン。

池田晶子の著作を初めて読んだのは、たぶん1992年。「事象そのものへ!」であったと思う。会社のとある上司に「読め」と紹介されたのだ。ちなみにその時もう一冊紹介されたのが池田清彦の「昆虫のパンセ」だったから、相当ハイブロウな上司である(中村さんだった。下の名前が思い出せない…)。

で、その後「メタフィジカ!」「帰ってきたソクラテス」あたりを読んで、それ以降ボクの中ではお馴染みさんになった。1996年以降に読んだのはこんな感じ。最近3年間に読んだ本はまだ感想を書いていないが。

冥福は祈らない。冥土での幸福を祈るということは、冥土での「存在」を肯定すること。「存在」とは何かを問い続けてきた彼女にそんなことをしたら笑われてしまう。

同時代に生きられて光栄だなぁ、と思える人をまたひとり失ってしまった。
彼女は死に際して何を考えたであろうか。今日はそんなことをゆっくり考える日にしたい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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