夙川・苦楽園そぞろ

2007年4月29日(日) 10:01:06

義父のお見舞いに関西へ。
仕事がある妻とは別行動で、娘と一緒に新幹線。新大阪から各駅停車に乗って初めての「さくら夙川駅」に降りてみる。情緒的な駅名は嫌いだが、この周辺はとてもきれいで気持ちいい。ふたりで川沿いをゆっくり上がり苦楽園口まで散歩。この辺さぁ、来るたびに思うけど、やっぱり日本一のきれいさかも。この辺に住んでいたら海外旅行とかに行く必要ないんじゃない?とかまで思いつつ。天気はよく、人も少なく気持ちいい。

義父の家で挨拶したあと、娘を置いてひとり夜の街へ。
いや、お見舞いの会食は日曜にして、土曜の夜は「懐かしい店にも行きたいだろう」と開放していただいたのだ。

夙川・苦楽園あたりをひとり散歩。「モリシタ」も「瀬田亭」も「エノテカ」も「出鬼心」もなくなっている。店の移り変わりが激しいな。
後輩がたまたま暇だったようなので呼び出して「ビストロ・ボンボン」。昔住んでいた頃いっぱいお世話になったこの店もどうやら閉店の決心を固められた模様。あぁ由良さんの料理ももう食べられなくなるのかなぁ。相変わらず完璧な火加減。フレンチ懐石を銀座で初めて出したシェフである。惜しいなぁ。
一緒に行った後輩はいま学生に戻っている。その人生を聞いていろいろ思うところあり。

「コラアゲンはいごうまん」全国ツアー凱旋公演

2007年4月28日(土) 10:40:18

ワハハ本舗のピン芸人「コラアゲンはいごうまん」の全国ツアー「僕の細道」凱旋公演を観てきた。全国26ヵ所で44公演してきた最終日。新宿二丁目のビルの地下にある「Live Freak」というライブハウスにて。こういうアングラっぽい雰囲気も久しぶり。懐かしい。かぜ耕士さんや喰始さん、不破万作さん、"元祖"ハックルベリーフィンのマークさんとかもいらっしゃった。

コラアゲンはいごうまんは37歳の男性芸人でキャリアは19年。でも全然売れていないらしい。以前かぜ耕士さんのオフ会にゲストとして来てくれた彼の漫談を聞いて以来「もっと売れてもいいのになぁ」と思っていた。だって面白いんだもん。でも昨晩長々と観て売れない理由がわかった(笑)。テレビに向かないのだ。彼の場合、時間を短く区切ると味が出にくい。長く熱く語らせるとこんなに面白いのに(ちょっと落とし方が弱いけど)。そりゃ「テレビでは」売れないわ。でも「ネットでは」うまくやれば人気が出るかもしれない(たとえばこんな無料動画)。生活費に反映しにくいという欠点はあるけど。

2時間半強やったかなぁ。前日は3時間半やって主宰者に怒られたらしく、短くしないといけないという強迫観念か前半は少し乗り切らず。でも後半の「家庭教師ネタ」が最高に面白く大笑い。今でも笑える。

圧倒的に煩悩を克服した国民?

2007年4月27日(金) 8:04:47

高校生の出世意欲調査で、米中韓に比べて日本は断トツの最下位だったとか。
「偉くなりたいか」という問いに、「強くそう思う」と答えた高校生は中国34.4%▽韓国22.9%▽米国22.3%に対して、日本はわずか8.0%。卒業後の進路への考えを一つ選ぶ質問では、「国内の一流大学に進学したい」を選択した生徒は、他の3国が37.8〜24.7%だったのに対し、日本は20.4%にとどまった。ふーん。
そういえばセックス回数調査でも世界26ヵ国中、日本は最下位だったっけ。両方とも見方によっては「情けない」「だから日本はダメ」ということなのだろうけど、別の見方をすれば、「出世欲」とか「性欲」とかって「煩悩」だよね。つまり「圧倒的に煩悩を克服した国民」ということもできるわけだ。

圧倒的に煩悩を克服した国民。
人間が辿り着くある種の精神的理想郷かもしれない(笑)。
個人単位で克服するならまだしも、国民単位で(しかも若いうちから)克服しつつあるのはある種素晴らしいこととも言える。めっちゃ大人な集団じゃん。仙人みたいに枯れていて、それはそれでクールなのでは? 先行ってるのでは? とちょっと思ったりもする。いやマジで。仏教国的には特に。

5年ほど前に書いた不定期日記にも引用しているが、ガルブレイスがこんなことを言って日本を礼賛している。
日本は再び世界の偉大な模範になっているね。これでもう十分だ、と決めてしまった。物やサービスをもっと手に入れようと働き続けるより、余暇がある生活の方がいいというわけだ。執ように続く経済成長より、もっと幸せな公式を見いだした。(中略)これは世界でまったく例がない。リラックスした平和な存在たらん、というわけだ。
経済にあまり力を入れなくとも、心地よくあればいいと日本は発見した。ま、意見はいろいろあるだろうし、それもわかるんだけど、これはこれでなかなかいいんじゃないの? と思う自分もいる、ということで。

ポルトガル後遺症?

2007年4月26日(木) 7:54:32

昨日は気力あるようなことを書いたが、実は抜歯する前くらいからわりと無気力状態が続いて困っている。
本とか観劇とかうまいもんとか、いろいろ刺激物を摂取するようにはしているが、どうも立ち直りきらない。無理矢理NY旅行計画を立てて奮い立たせているが、まだまだダメ。まぁこういう時はちゃんと沈もうとダラダラしている。そのうち戻るさ。歯痛も無気力に加速度つけたかもなぁ。外食が不自由だとずいぶん影響される。特にボクの場合は。

つか、単なるポルトガル後遺症では?、という説も。
海外旅行後とかに日常業務に戻っていきなり無気力になることはたまに経験するが、それの重いヤツなのか。年齢的に鬱病にかかる人も多いので気をつけよう。

歯の痛みはようやくマシになり、カチカチなものでなければなんとか右側を使って噛めるようになった。歯に悩む方は多いようで今回はずいぶんたくさんメールをいただいた。まぁ日々への感謝を忘れがちなボクなんかは、こうして身体の一部に不自由があるくらいがちょうどいい気もする。

ブロードウェイ観劇旅行

2007年4月25日(水) 21:01:52

1月にこんなことを言っていたのだが、いろいろあって5月末に行くことに決定した。

マジで2月の受験終了後にひとりで行こうと思っていたのだが、ある友人(役者&脚本家&演出家さん)に「僕もずっとブロードウェイ観劇旅行がしたかった。もし行くなら一緒に行きたい。でも仕事が一段落する5月まで待ってくれ」と一方的に熱く誘われ、まぁそれも一興かと延期していたのであった。そしたら他にも「合流したい」という友人も数人現れ、なんとなくツアーの趣になってきていた(でも都合がつかず来れないヒトも出てきたけど)。

で、2週間ほど前に正式に行く日程を決め、現在ではその友人と「何を観るか」の調整に入っている。
というか、人気チケットは「telecharge」「ticketmaster」で押さえにかかっている。「telecharge」はEチケットが導入されたのね。便利便利♪

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。