ご注意
2007年5月18日(金) 12:27:28
アイン・ランドの「水源」と「肩をすくめるアトラス」に関して、1998年のランダムハウス/モダンライブラリー発表の「アメリカの一般読者が選んだ20世紀の小説ベスト100」、第1位(「肩をすくめるアトラス」)、第2位(「水源」)とのデータを引用してますが、これ自体は事実なものの、少し疑わしい部分もあるかも、とのご指摘をメールでいただきました。
ボクは本の解説や帯からそのまま引用したのですが、データ元はココ。
ランダムハウス/モダンライブラリーの委員会が公式に選定したリストにランドの著書はリストアップされておらず、読者投票ではいきなり1,2,7,8位に4冊がランクインしているのです。
ランディアンとかランドロイドと呼ばれるカルト的ファンがいるアイン・ランドであるので、これは一種の集団投票かもしれません。メールを引用すると「報道された(委員会メンバーの)リストを見て『なぜここにランドが入ってない!』と激昂してお友だちに呼びかけ…といった反響もあったかもしれないですしね」とのこと。その可能性もありますね。あまりに不自然だし。というか、インテリの集まりであろう委員会にはランドは相手にされていない、ということですね。
ということで、この引用データが怪しい可能性があることをお知らせしておきます(繰り返しますがデータ自体は事実です)。
また、アメリカの基礎教養と書きましたが、これも怪しいかもなので、訂正しておきます。まぁ700万部(本の帯より)は事実だと思うので(いまアマゾンで調べたら500万部と書いてあった。どうなんだろう?)、異様な数売れていることは確かですが。
二段組み1263ページ
2007年5月18日(金) 7:32:23
「水源」の根っこの部分に強い感動を覚えたボクは、当然のようにアイン・ランドの「肩をすくめるアトラス」をアマゾンで注文したのだが、昨日届いたそれは「水源」以上の分厚さ。二段組みの1263ページ。うわぁ。
でも、1998年のランダムハウス/モダンライブラリー発表では「アメリカの一般読者が選んだ20世紀の小説ベスト100の第1位」だし、1991年の米国国会図書館の調査では「聖書に次いでアメリカ人が人生で最も影響を受けた本」であるという。聖書に次いで、ってスゴイよねぇ。そんな本の初邦訳が「水源」と同じく2004年とは。なんでこんなにアイン・ランドの紹介が日本では遅れたのかな。
※1998年ランダムハウス/モダンライブラリーの発表に関しては怪しい部分もあるかもです。
アイン・ランド著「水源」読了
2007年5月17日(木) 5:36:59
二段組み1000ページの大部、アイン・ランド著「水源」読了。
前に書いたように、この本は1943年発表の古典であり、アメリカで700万部超売れているという大ロングセラーである。「アメリカの一般読者が選んだ20世紀の小説ベスト100」の第2位でもある(1998年ランダムハウス/モダンライブラリー発表。ちなみに1位は同じくアイン・ランド著の「肩をすくめるアトラス」だそうだ)。なのに2004年本邦初訳という不思議な本でもある。
舞台はニューヨーク。モチーフは建築。
このモチーフは構造物としての音楽や文学や絵画にも置き換えられるし、フランク・ロイド・ライトをモデルにしたといわれる天才建築家の主人公ハワード・ロークもイエス・キリスト的普遍性を持つ。
実際は3日前に読み終わっていた。でもまだ頭が整理できなくて…。いまでも興奮さめやらず、ベッドサイドに置いてパラパラ読み返したりしている。あれ?ド頭のロークはどうだったっけ? この辺のドミニクはどうだったっけ? ゲイルはあそこではどう表現されてたっけ? とか、いろいろ振り返りたくなるのだ。
優しすぎるほど優しい味
2007年5月16日(水) 12:20:41
昨晩は信頼する後輩と優しい優しいベトナム料理。
いやー本当に優しい味だった。とんがったところがひとつもない。こういうのもいいなぁ。ボク的には、エスニックに「辛みや酸っぱみで元気をもらおう」とするところがあるんだけど、優しすぎるほど優しくてこんなに元気をもらったのは初めてかも。料理を作ってくれるベトナム人のお母さんも案の定優しい笑顔。笑顔がそのまんま料理に反映されたような料理だった。生活圏からはちょっと遠くにある店なんだけど、定期的に来てみたい店。
昨日書いた蛇話で、その後大丈夫だったかどうかに言及しなかったので、神戸の義父から心配の電話。すいませんすいません。ええ、大丈夫です、あなたの娘さん。昨晩も親友と飲みに行ってましたから。
というか「かわい〜と蛇に寄っていくところに衝撃をうけました」というメールも。ボクも衝撃をうけました。いったいどこがかわいいんだ?と聞いたら「あの手触りがかわい〜」と。不思議なる闇、身近にこそあり。
