蛇に噛まれた人
2007年5月15日(火) 12:21:06
友人と有楽町のスタバでアイスラテ飲んでたら娘からケータイに電話。
「お母さんが蛇に噛まれたの」
一瞬、アレ?ここドコだっけ?と混乱しつつ、なぜか川上弘美を思い出したりしつつ。蛇っていう単語があまりに突然なので絵がうまく浮かんでこない。ヘビ、というカタカナしか浮かんでこない。ヘビ。蛇。ヘビねぇ。んでもって「で?」と冷静に聞いてしまう。で?って。つか、いったい東京の真ん中でどうやったら蛇に?
妻が出る。「いや〜、買い物途中で小さな蛇見つけて『かわい〜』と手を伸ばしたらガブッてやられたの。毒、大丈夫かしら」とか、とぼけたこと言っている。どうやらグレーの細ーいヤツらしい。山道とかでたまに見るアレか。それにしたって都会ではめったに見ない。もし誰かの熱帯ペット蛇が逃げ出したのだったら毒もあり得るな。「まぁ大丈夫だと思うけどとりあえず検索しまくってみ」と言って席に戻る。他に言いようがあったかも、と思いつつ、まだ違和感から抜けられない。
「妻が蛇に噛まれたって」
「蛇?」
「そう、蛇」
普通のスタバが妙ちきりんな異空間に変わる。空気が微妙にゆがむ。あ、これって「表現」そのものだな、って思う。
