銀色夏生著「子どもとの暮らしと会話」
2008年4月22日(火) 7:31:55

「子どもとの暮らしと会話」。久しぶりの銀色夏生。題名がえらくストレート。詩ではなく、子供たち(中2と小2)との会話、そこから派生するいろんな想いを綴った本。
銀色夏生の「心の自由さ」に軽く打ちのめされる。
これは容易に手に入れられるものではなく、「心を自由であらせようとする瞬間瞬間の努力」を毎日毎時間毎分毎秒積み重ねていった結果であることはボクも知っている。だからこそ彼女は詩人であれるのだし、それは実に得難いことなのだが、でも「欲しいな」と無理を思った。これを手に入れるのにサラリーマンであること(つまり外部環境)は障害にならない。心のありようだから。でも、長い間にできあがってしまった自分の心の枠を取り払うのは、内臓にこびりついた脂肪を取り除くのよりだいぶ難しい。小さな努力と習慣の積み重ね。これに比べりゃダイエットなんか楽勝。
収めてあるいろんな会話がとても魅力的だ。
そうなんだよなー。子供との会話ってこうやって遺しておきたいものがいっぱいあるよなー…。日常の小さな小さな出来事と共に。
一方で銀色夏生が子供の性格を平気で「嫌い」「たえられない」「早く遠くへ行って欲しい」とか公に発表しちゃう(書いちゃう)のにもドキドキする。自由すぎない?(笑) でもそういう表現のおかげで、読み終わるころ、子供を上から目線で見ない彼女の姿勢が読者にうつり、自分たちも対等な地平にいるのを自覚する。フラットな目線の獲得。ここらへんは銀色夏生の真骨頂。レストランの食事が豊かな時間と栄養を与えてくれるように、彼女は新しい目線を提供してくれる。詩人というのは尊い仕事だな。
見忘れた!
2008年4月21日(月) 6:30:44
「ちりとてちん」のスペシャル番組(スピンオフドラマと違うヤツ。題名は「それぞれのちりとてちん」)、昨日BS2で放送されていたみたいですね。終わってからメールで知った。しまった!
でも、総合放送で再放送があるみたいです。ホッ。4月27日(日)25:15〜26:00。早速録画予約した。
草若の弟子たちが主人公のスピンオフドラマもBS2にての全国放送が決定したらしい(当初は関西ローカルの予定だった)。めでたしめでたし。きっとファンの声がNHKに殺到したのでしょう。
BS2といえば、おととい放映された「週刊ブックレビュー」のラストのベストセラー紹介に「明日の広告」が出た。渋谷ブックファーストの週刊ベストセラーを読み上げたところでほんの数秒(笑)。8位だった。出版してからまだたった3ヶ月なのだが、もうずいぶん昔みたいに感じていたから、あらためてうれしかった。買ってくださった方々、どうもありがとうございます。
「博識」はたぶん死語になる…
2008年4月20日(日) 9:49:18
中学高校生のころラジオで聴いていて、一方的大ファンだった「かぜ耕士」さん。
さなメモでも何回か書いているが、1997年2月にこんなコラムを書いたことがキッカケで、こんなことがあり、いつの間にか親しくさせていただくようになった。ボクの人生の中の奇跡的な出来事のひとつ。だって多感すぎる中学高校時代に毎晩毎晩聴いてすごく影響を受けた人と後世で親しくなれるって、他の奇跡と少しニュアンス違わない? なんだろうな。中学時代に熱中した太宰治とその後親しく話せるようになった、みたいな感じ。ボクの中ではムツゴロウさんもそうなったんだけど(彼の著書「ムツゴロウの青春記」に熱中した中学時代をボクは持つ)、そういうのってやっぱり奇跡だ。
1997年2月っていったら、まだグーグルもなかったころ(グーグルは1997年9月設立)。ボクのサイトの中の小さなコラムによく辿り着いていただけたなぁと思うのだけど、逆に言うと個人サイトもいまほど多くない頃で(ブログという言葉の種すらなかった)、まだまだああいうコラムが少なかったことも幸いしていたのかもしれない。早く始めた者の余得かな、こうして親しくさせていただけているのは。
で、その後、彼の個人サイト「たむたむたいむ」を作るお手伝いをしたりしつつおつきあいを重ねさせていただいているが、その「かぜ耕士」さんが2ヶ月ほど前からブログを始めている。「レドンドの風」というブログ(かぜさんは西海岸の有名な避暑地Redondoに住んでいた時期がある)。
仙台に一泊
2008年4月19日(土) 19:23:24
仙台に一泊で行って、夕方帰ってきた。
クレアの連載の自腹下見旅行である。ええと一泊で8軒行ったかな。牛タンの店2軒、冷やし中華発祥の店1軒、塩釜の鮨屋1軒、塩釜の割烹1軒、ずんだ餅1軒、カフェ1軒、バー1軒。あ、あと「はらこめし」の駅弁も食べた。あまり体調がよくないわりにはまぁまぁ回ったな。
仙台の夜、メシにつきあってくれたのは宮崎在住の海森堂。
たまたまボクが仙台に行く前日に「いま出張で東京に来ていますー。明日は仙台ですー」と携帯にメールをもらい、「あら、ボクも明日仙台に行こうと思っていたところ。一緒に夜飯する?」と話が急にまとまったのであった。彼とは5年以上前からメールを頻繁にやりとりしていたが、一緒にご飯食べるのは初めて。宮崎と東京のメール友達が、まさか仙台の、それも塩釜の山の上の小さな割烹「千松しま」で一緒に飲んでいるとは、なんだかとっても不思議な感じ。変な縁だねぇ。
ちなみに、まだあと最低一回(二泊くらい)は仙台に行く予定。
仙台に詳しい方々、もしおいしい店の情報をご存じでしたらお教えいただけると幸いです。甘えついでにお願いすると、次の次は高知にしようと思っているのだけど、高知、詳しくないんです。どなたかヘルプ!
自転車は車ですから 2
2008年4月18日(金) 7:49:15
昨日の話の続き。
自転車通勤をしていた経験から言うと(現在は会社からの「自転車通勤禁止令」により中止)、車を運転している人も「自転車=車」という意識がなさすぎるのを感じる。
メールでもいくつかいただいたが、自転車で車道を走っていても、車を運転している人から、さも「邪魔だ! 自転車は歩道を行け!」とばかりのクラクションを受けることは多々ある。「なに車道走ってんだ?」と、運転席からガン飛ばされることもある。レース用の自転車は車道を走っていてもクラクションを鳴らされないが、MTBやママチャリは邪魔者扱い。まぁ遅いから仕方ないけど、でも、「自転車は車の仲間」「車道を共有する友人」みたいな意識があまりにもなさすぎる運転手は多い。
