ヌーベルな日本料理って?

2008年11月17日(月) 21:49:16

そういえば、昨日書いた雑誌国際会議でパネリストをしてくださったブライトコーブのアダムさんが「日曜まで日本にいるのでどこかおいしい店を教えて下さい」と言ってきた。間に立ってボクを紹介してくれた人が「この男は東京の店にちょっとくわしい」と吹き込んだらしい。希望は「ヌーベルな日本料理が食べたい」というもの。

「ってことはクラシックな日本料理はもういろいろ食べたということ?」と、たどたどしい英語で聞いたら、「はい、だいたい食べました」と言う。どうやら日本料理ファンでずいぶん食べ込んでいる模様。「鮨とか天ぷらとかのジャンルものも食べた?」「わりと食べてます」「ふーん」「だから、もっとヌーベルな日本料理が食べたいのです」「なるほど…」

ヌーベルな日本料理。いくらでも思いつきそうだ。
でも改めて頭の中を検索してみても意外とヒットしてこない。最近では気の利いた割烹はたいていちょっと小洒落たワザを効かす。クラシックとモダンを組み合わせるメニューも多い。フュージョンっぽい店も増えている。でもそれらが「ヌーベル」かと言われるとちょっと違う気がする。そういう表面的な小技ではなくて、もっと潮流的な何かを呼ぶはず。心棒が一本未来に向かって伸びているような、一貫性という背骨が通っているような。

アジア太平洋デジタル雑誌国際会議

2008年11月16日(日) 20:52:37

おとといの金曜日、国際雑誌連合と日本雑誌協会が主催する「第1回アジア太平洋デジタル雑誌国際会議」のパネル・ディスカッションにモデレーター(司会というか、いわゆる田原総一朗役ですね)として参加してきた。

3日かけていろんな講演やディスカッションがある大きなカンファレンスである。日本の出版社はほぼすべて参加したんじゃないかな。場所はホテル・ニューオータニの鶴の間。でかい会場だ。かなりチカラが入っている模様。

大会テーマは「紙とデジタルの融合」。
デジタルへの対応が大きく遅れた雑誌業界がようやく真剣に焦りだしたということか。ちょっと遅い。でもどんな競争でもそうだが、遅れたなら遅れたなりの闘い方がある。出遅れた、ということをちゃんと意識すれば効率的に近道を通れると思う。

寝ています

2008年11月15日(土) 17:36:52

思ったよりも一週間、いや、先週の土日は秋田に行っていてちゃんと休めなかったので二週間か…、の疲れが溜まっていたようで、今日は動けず。ずっと寝ております。
昨日は「第1回アジア太平洋デジタル雑誌国際会議」のパネル・ディスカッションにモデレーター(司会)として登壇したのでそのことを書きたいと思ったのだけど、キーボードをカラダが拒否していてなかなか書けず。明日書きますね。

この土日、先延ばししている仕事の企画書書きに当てようと目論んでいたんだけど、この疲弊感では無理っぽい。休む日は休むことに徹しよう。

そうそう、「ほぼ日」さんのところの「梅田望夫×岩田聡×糸井重里」の対談がグッと来る。主体的に時間を使わない限り、
人生はすぐに終わってしまう。

満劇「踊る職員室」

2008年11月14日(金) 7:53:42

mangeki2008-1.jpg今日は宣伝。
ボクの大阪勤務時代の先輩や友人が多数所属している満員劇場御礼座(満劇)が2年ぶりに大阪公演をする。満劇2008年歳末助け合い公演
「踊る職員室」
12/12(金)13(土)14(日)全4回

舞台は、とある私立高校の職員室。いつもと変わらぬ平和な日常を突然の知らせが切り裂く。「大竹先生が、痴漢で捕まったらしい…」 真相を巡って様々な憶測が飛び交う中、噂が噂を呼び、職員会議は大混乱。舞い踊る本音と建て前! 踊り疲れた先生達を待ち受ける事件の真相とは? この冬、満劇がABCホールを笑いと感動の渦に巻き込みます!(チラシより)なんと会場はABCホール。定員327人の大箱だ。大丈夫なのか!? イヤきっとダメだろう(笑)。だから宣伝宣伝!

ただ、その面白さは(こっそり)保証する。
ボクは1987年から見ているが、一度も「はずしたなぁ」と思ったことがない。ちなみに最近2回の観劇さなメモはこれこれ。読んでいただければ感じはわかると思う。

出し汁もダメなのか

2008年11月13日(木) 8:13:26

昨晩は大阪勤務時代によく仕事したCMディレクターと10年ぶりくらいに飲んだ。
いまはあるCM制作会社の社長をしているその先輩とはなぜか縁があり、いくつかCMを撮り、ロケも何度かご一緒させていただいた。CMの監督っていい意味でも悪い意味でも自己主張が激しい人が多いのだけど、先輩は物静かで謙虚という珍しいタイプ。今ではそれに磨きがかかり、いよいよ人格者然とした佇まい。こういう方が社長の会社ってきっといい会社だろうな。

驚いたのはその記憶力。
ボクなんかすっかり忘れていたエピソードをいっぱい覚えていて、いろいろ話してくれる。あー!そんなことあった…気がする、みたいな、記憶の端っこに引っかかっている微妙な出来事をたくさん思い出させてくれた。仕事自体を忘れていたというのもあった。えー?そんなCM撮ったっけ?……あぁでも撮ったな。撮った撮った! と、しばらく考えてから思い出す感じ。そういえば○○さんをタレントにして撮ったわ。一緒にカラオケも行ったわ。とか、芋づる的に思い出す。
というかボクの記憶はどうなっているのだろう。あの頃はあまりに忙しかったので(最高で月間13本CMを作ったりしてた)、自分の中で仕事記憶を次々消去しながら次に進んでいたのかも。

その先輩は数年前に痛風になったらしい。
「薬を飲んでいるのでたいてい食べられますが、それでもビールは飲めないんです。それとね、アジの開き。あとは鰹節や干し椎茸を使った出し汁もダメです」と教えてくれた。まぁプリン体が多い食品は常識的には知っていた。ビール、レバーや白子系、内臓系、魚卵、カニやエビなどなど。でも、それに加えてアジの開きや出し汁にもプリン体が多いとは知らなかった。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。