出し汁もダメなのか

2008年11月13日(木) 8:13:26

昨晩は大阪勤務時代によく仕事したCMディレクターと10年ぶりくらいに飲んだ。
いまはあるCM制作会社の社長をしているその先輩とはなぜか縁があり、いくつかCMを撮り、ロケも何度かご一緒させていただいた。CMの監督っていい意味でも悪い意味でも自己主張が激しい人が多いのだけど、先輩は物静かで謙虚という珍しいタイプ。今ではそれに磨きがかかり、いよいよ人格者然とした佇まい。こういう方が社長の会社ってきっといい会社だろうな。

驚いたのはその記憶力。
ボクなんかすっかり忘れていたエピソードをいっぱい覚えていて、いろいろ話してくれる。あー!そんなことあった…気がする、みたいな、記憶の端っこに引っかかっている微妙な出来事をたくさん思い出させてくれた。仕事自体を忘れていたというのもあった。えー?そんなCM撮ったっけ?……あぁでも撮ったな。撮った撮った! と、しばらく考えてから思い出す感じ。そういえば○○さんをタレントにして撮ったわ。一緒にカラオケも行ったわ。とか、芋づる的に思い出す。
というかボクの記憶はどうなっているのだろう。あの頃はあまりに忙しかったので(最高で月間13本CMを作ったりしてた)、自分の中で仕事記憶を次々消去しながら次に進んでいたのかも。

その先輩は数年前に痛風になったらしい。
「薬を飲んでいるのでたいてい食べられますが、それでもビールは飲めないんです。それとね、アジの開き。あとは鰹節や干し椎茸を使った出し汁もダメです」と教えてくれた。まぁプリン体が多い食品は常識的には知っていた。ビール、レバーや白子系、内臓系、魚卵、カニやエビなどなど。でも、それに加えてアジの開きや出し汁にもプリン体が多いとは知らなかった。

ボクの尿酸値は規定数値内に入ってはいるが、痛風って本当に痛いらしいので(昨晩もずいぶん脅かされた)、プリン体が多いのを少し減らすことにしようかな。そろそろそういう年齢である。でも出し汁とかがダメなのは致命的だ。どうしよう。プリン体って水溶性で、出し汁に溶け出すんだって。んー……ちょっと困った。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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