ボクは一生「富士酢」を使い続けると思う
2013年1月27日(日) 20:31:16
「富士酢」というお酢を作っている飯尾醸造の五代目、飯尾彰浩さんと知り合ったのは2005年。
このサイトを見てくれていて、メールをいただいて知り合い、何度かお会いさせていただいた(2005年のブログ「富士酢と福来純」でそのあたりのことも書いている。ここで書いた福来純も本当にオススメ!)
で、それ以前より「富士酢」はうちの常用酢なのだが、先週、京都宮津の飯尾醸造にお邪魔させていただき、いろいろ見学と説明を受け、いよいよ「他のお酢は使えない」と思ったですね。
もともと飯尾醸造は昔ながらの造り方を守っていることで有名なお酢屋さんで、「美味しんぼ」にも登場していたりするのだが、なんというか「ここまでやるか!」と感嘆することだらけだったのである。
長くならないように超簡単に書くと、
・自分の田んぼを持って無農薬米を栽培し、
・自分の酒蔵も杜氏も持って、そのお米をお酒、つまり「酢もと醪(もろみ)」にし、
・そのお酒を使って、昔ながらの手作り少量生産でじっくり時間をかけてお酢にする。
のである(あー超簡単すぎる!)。
というか、田んぼからの全行程を一貫して一社でやっているのは飯尾醸造だけらしい。
しかもだよ、
・お米は昭和39年からずっと無農薬栽培。当時は超先端。その新米だけを原料にお酢を造っている。
・お米のテイスティングをする人に非公式にテイスティングしてもらったら、100銘柄中トップ3に入ると言われたくらいお米自体が美味しいらしい(市販していない。全部お酢にしちゃう)
・そのお米から作ったお酒の手作り度合いがハンパない。まさに昔ながらの製法。麹づくりから、酒母づくり、そして醪の仕込みと、まったく手を抜かない(これも市販していない。全部お酢にしちゃう)
・そして、お酢に使うお米の量がハンパない。大量生産品の5倍以上使っている。
・そのうえ、昔ながらの「静置発酵」。無理矢理攪拌しない。時間と手間が必要。でもアミノ酸が多いまろやかな味わいに仕上がる。
無農薬を始めて今年で50周年らしいけど、創業120年、ほとんどこの作り方で、地道に、販売拡大もあまりせずに、しっかり作ってきたお酢屋さんなのである。
飯尾さん、そして奥さんの人間的魅力も相まって、より深くファンになったし、こんなの見ちゃうともう他のは使えないなぁ。
ちなみに、飯尾醸造の「林檎酢」は、あの「奇跡のリンゴ」の木村さんのところのリンゴを贅沢に使ったもの。
木村さんのリンゴは超稀少品だが、大人気になったあとも飯尾さんには確実に分けてくださるそうである。
ちなみのちなみに、ボクはここの「紅芋酢」を毎朝愛飲している。
いや、毎朝どころか、一日に数杯、水で薄めて飲んでいるな。
この紅芋酢、アントシアニンがとっても豊富で、黒酢の効用を越えるらしい。アントシアニンがどうイイかは、たとえばこちら。
というか、ボク、12月以来ずっとジムに通って筋トレしてるけど「一度も筋肉痛がない」のである。実に不思議。これはアントシアニンの効用のひとつである「乳酸を抑制する」部分のおかげかもしれないとボクは睨んでいる。
もう完全に習慣っす。
