富士酢と福来純
2005年11月 8日(火) 9:00:46
う、うわ! うま〜〜〜!
いや、昨日、「富士酢」の飯尾醸造五代目の飯尾彰浩さんにお誘いを受けて、昼休みに日本橋高島屋の催事「味百選」に行ってきたのである(飯尾醸造は百選に選ばれて出展している)。
飯尾醸造は昔ながらの造り方を守っていることで有名なお酢屋さん(「美味しんぼ」にも登場する)で、飯尾さんとは何度かメールをやりとりし、富士酢はすっかり家の常用酢になっている。めちゃくちゃうまい。発酵香が強く立ちのぼりつつ、いろんな芳香が奥の方で押しくらまんじゅうする。お酢好きなボクにはたまらない味。つか、ボクのお酢好きは年季が入ってますからね。中学の頃からなんにでもお酢をじゃぶじゃぶかけていますから。そのボクがいまや富士酢オンリーである。もっと早く知っていれば良かった…。
で、高島屋で初めてリアル飯尾さんにお会いして、いろんなお酢を試飲させていただいた。
中でも「紅芋酢」と「黒豆酢」と「無花果酢」に感銘を受けた(「無花果酢」はロブションが絶賛したという)。これはマジでうまい…。特に紅芋酢は常飲したい味。栄養も満点らしいので(ポリフェノールがすごく多い)毎朝飲もう。
それでね、時間もなかったし、飯尾さんともお話できたし、お酢も買い込んで満足したし、さぁ帰ろうと思ったら、飯尾さんが「ぜひさとなおさんに飲んでいただきたいものがあるんです」とおっしゃる。同じく「味百選」に出展している白扇酒造の「福来純」というみりんだという。へぇ〜みりんねぇ…と思いながら飯尾さんといっしょに白扇酒造のブースに行って半信半疑で試飲させていただいたら………こ、これは!
三年熟成の「福来純 本みりん」にまずビックリ。これがみりん!? 本当のみりんってこういう味だったのか…。続けて出された十年熟成の「福来純 古々美醂」に至っては言葉をなくした。最上級のデザートワインでもこの後味の芳醇さは出ないかも。グッと味を主張したあとゆっくりとろけるこのうまさ。ありえない…。とどめは「福来純 梅みりん」。三年熟成本みりんに紀州産の梅を1ヶ月漬け込んだもの。吉兆の食前酒に選ばれるだけのことはある。思わず見えもしない空を仰いでしまったくらいさわやかで豊か。
白扇酒造も江戸時代からの製法を守ってマジメにマジメに作っていらっしゃるようだ。と、思わず敬語になってしまうくらい感銘を受けた。いや〜うまひ〜〜。
もちろん全部買わせていただいて、夜遅くに家に帰って鼻高々で優子に飲ませたら、「あら、福来純は使ってたわよ。いま切れてるけど」
……がーーん!
そういえば10年ほど前、芦屋のとあるワインバーで勧められて飲んで感動した経験があった気がしてきた。あぁついに舌まで忘れっぽくなってきたか…。
でも優子も十年熟成や梅みりんは飲んだことなかったらしく、特に十年熟成は「チーズに合わせてみよう!」と喜んでいた。いやぁ飯尾さん、本当にありがとうございました。
ちなみに「味百選」は今日18時で終わってしまう。もっと早くご紹介できれば良かったなぁ。もし今日行ける方は是非是非! 飯尾醸造はエレベーターを8階で降りた目の前。白扇酒造はエレベーター降りて右奥にブースがあります。
