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常に先を歩いてくれている先輩を持つことほど幸せなことはない

2013年1月22日(火) 15:39:09

杉山恒太郎さんとトークショーをした。

「遊びながら仕事がうまくいく ピッカピカの生き方 杉山恒太郎 × 佐藤尚之トークショー」@青山ブックセンター本店

彼の新作「無垢の力」の発売記念である。

杉山恒太郎さんは、ボクの「生き方のお師匠さん」である。
広告業界では(もぐりや若い人を除いて)知らない人はいない方でもある。「ピカピカの一年生」や「サントリーローヤル "ランボー"」、「日立インターフェース」「セブンイレブンいい気分」など、名作CMを数多く作った。

なぜかとても可愛がっていただき、仕事はもちろん遊び面、そして「生き方」に関していろいろ教えていただいた。

銀座「クール」最後の日新橋「トニーズバー」最後の日、銀宝や鮎、神楽坂での芸妓遊びなどなどなど、「大人ということ」をちゃんと順序立てて教えていただいた気がする。

特に学ばせていただいたのは「自由になるとはどういうことか」ということかもしれない。

自分の精神を不自由にしないための様々な考え方。
生真面目になって視野狭窄に陥らないための不真面目な姿勢。
変わらないために変わり続けるためのフットワークの軽さ。
効率や近道な人々を横目で見ながらの膨大なる無駄。

真面目になりがちな自分を「なんちゃって」と笑い飛ばして、軽妙洒脱にさらりと生きていく方法を、いろんな場面で何度も何度もしつこく語り、お手本を示してくれた。

そのおかげもあって、こうして気を狂わせず、なんとか生き続けていられているのだと思う。

そして、ボクもある程度「自由」を獲得し、ある時期、追いかける彼の背中が多少見えてきた気がしたものでもあるが、最近また引き離されたなあ。

まだまだ「なんちゃって」が足りないかな。


常に先を歩いてくれている先輩を持つことほど、幸せなことはない。

ボクも何人かの後輩の、そんな先輩にいつかなりたい。


ちなみに、杉山さんの本「無垢の力」
そんな彼の生きていく姿勢がほとんど全部書かれているとてもいい本です。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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