戦後最低の投票率に戦慄した
2012年12月17日(月) 12:28:31
昨日の衆院選。
自公勝利はある程度予想した。
ボクは「Yahoo!Japan 政治ポジションテスト」によると「リベラルかつ小さな政府」。
心情的には民主党に近い上に、民主党には知り合いも多く、彼ら(少なくともボクの知っている数人)が日々いかに必死に動いていたかよく知っているのでいろいろ残念な部分もある。ショボかった部分も多かったが、長年のツケを払いつつ、民主だから進められた改革も確かにあったからだ。
が、だからといって別に全面支持でもなく、政策によっては自民党案も考えが近いものもあるし親しい人もいる。そういう意味で、今後も是是非非で考えていきたいと思っている。
けど、それにしても、これだけの「圧勝」はまずいと思う。
衆院の2/3を上回ってしまった圧勝だと、理論上は自由に進められるからである(参院で否決されても衆院で再可決できる)。
この状況で、自民党の憲法改正案は怖すぎる(たとえばこのサイト参照)。
国防軍も不気味ではあるが、ナチス全権委任法と同じ効果を持つ改正案99条が怖すぎる(たきもとさんのこの文章を参照)。憲法改正自体は国民投票が必要なのでそんなにスムーズには行かないだろうが、それでもやっぱり怖すぎる。
そして中国への姿勢の取り方も、原発維持推進姿勢も、怖い。。。
もちろん自民党にも素晴らしい政治家はいる。
ソーシャルメディアの普及で、彼らと直接コンタクトすることも可能になってきたし、少なくともソーシャルメディア上では、政治への関心は以前より確実に高まっている。だからそういうことが起こらない可能性も高い。性善説&日本の民度を信じているボクは基本的に「ポジティブ・スタンス」ではある。
とはいえ。
この投票率の低さでそのスタンスも吹っ飛びそうだ。
いったいなんだろう、この低い投票率は。
報道によると59.32%。衆院選では戦後最低だという。
オーバーでなく、ちょっと戦慄した。
これだけ大事な選挙で戦後最低って・・・
この国難の中、10人に4人が棄権って・・・
大震災後初、原発事故後初の選挙なのに、この程度の関心って・・・
この程度の関心と参加では、今後「危ない政策」が提案されても何もチェックできないし、抑止力にもならないだろう。国民投票になっても組織票を持っているところが超有利になるだろう。
まだ世代別投票率が出ていないと思うが、もしまた20代の投票率が圧倒的に低ければ(過去の低さについてはこれ参照)、60歳以上の「逃げ切り世代」の思惑でほとんどのことが決まってしまう。
さすがにそれはマズイのではないか。
未来を担う若者の投票率を上げ、政治への関心を少しでもアップさせること。
それをするにはどうすればいいのか、この「戦慄」が生々しいうちに考え始めたいと思う。地道な方策+キャンペーン的なもの、そしてゲーミフィケーション的なものも必要だろう。もし可能なら有志たちとプロジェクトにしてみたい。
日本は平和ボケ、と言われて久しいが、ボクは(もちろん問題はいろいろあるし甘いのもわかっているが)、「ボケるくらい平和な国」をどこかで誇りに思っている。
作り上げるのはものすごく難しいが、壊してしまうのは簡単なのが「平和」だ。平和ボケは人類にとってある到達点でもあるのである。
子供たちの世代が暗いものにならぬよう、知らぬうちに「戦前」にならぬよう、自分に何ができるかもう少しじっくり(そして急いで)考えてみたいと思う。
