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ヘップバーンとアンドリュースとシムカスが並んでるみたいなもん

2012年7月23日(月) 7:47:51

あー眠い!
モスクワから帰ってからずっと眠い。時差もあるんだろうけど、体力のなさも確実にある。あんなに楽しいことしてきたのに、体力のなさが精神を蝕む。よろしくないなぁ。

昨日知った為末大の言葉を自分に贈る(為末大著「走る哲学」扶桑社新書より)

「やるべきだからやると思っている人は休めない。基準が自分でないから休むことは罪だと思っている。だから休めない。やりたいからやっている人は休める。自分がやりたいという気持ちを何より大事にしている。だから休める。前者はすり切れる、後者は生き生きしていく」

いや、休む休まないの話ではないのだけど、「前者はすり切れる」って方向に自分が行っているのではないか、と。

まぁそれはともかく「あんなに楽しいことしてきた」モスクワの話をもう少し。

バレエ関係者がよく泊まる、ボリショイ劇場近くのマリオット・オーロラ・ホテルに泊まったのだけど、まぁなんと、朝食のカフェでヴィシニョーワを2回も見たですね。すぐ近くで朝食を食べるヴィシニョーワ。うー。

あ、ヴィニニョーワを知らないか。普通の人は。
えーと、ちょっと古い映画スターで言ったら、エリザベス・テーラーが君臨した時代のオードリー・ヘップバーンみたいな人です。いやちょっと違うか。オードリー・ヘップバーンが君臨した時代のジュリー・アンドリュースか。って、いずれにしても若い人わからんかw つか若い人読んでないかw まぁつまりは大スターなわけですね。

そういえば去年来たときも同じホテルだったけど、そのときはホールバーグが泊まっていた。やっぱこのホテルすごいわ。

まぁそれなりに高いホテルです。1泊2万円くらいする。
でもね、モスクワはどんなホテルでも2万円以上なんです。ホテルからのインビテーションがないとビザがとれないこともあるのかもしれない。しょぼいホテルでも2万円くらい取られる。

おとといの土曜日、ニーナ・アナニアシヴィリの日本最終公演(特別プログラムで「マルグリットとアルマン」全一幕を踊った)を見に行ったら、岩田守弘くんのお父さんが隣だったのだけど、たまたまモスクワのホテルの話になり、「モスクワはどのホテルでも2万円くらいしますね」と言っていた。モスクワにしょっちゅう行く彼もそう言っているのです。

スターを見たと言えば、やっぱり白眉はボリショイ劇場の稽古場。

岩田くんと一緒だと稽古場見学が出来るのだけど、いまはオフシーズンだから基本的に稽古もお休み。
でも、休み中も稽古を欠かしたくないダンサーのためにひとつふたつクラスが開かれている。

その日(岩田くん本番の日)もひとつ、開かれていたんだけど、11時からの1時間の稽古に集まったメンバーが凄かった。

ザハロワ、ヴィシニョーワ、ロブーヒン、チュージン、岩田守弘、ニクーリナ・・・

目の前でザハロワとヴィシニョーワが並んでバー・レッスン受けてるよ。。。その横にニクーリナだよ。。。くかー!

ええとですね、これはなんというか、オードリー・ヘップバーンとジュリー・アンドリュースとジョアンナ・シムカスが並んで稽古しているみたいなもんなんです。いや、じゃあギエムは誰でニーナは誰で、とかいうツッコミは抜きで。

んでもって、その横にスティーブ・マックィーンやクリント・イーストウッドがいる感じ。

まぁ稽古見学ほど楽しいものはないですな。
惚れ惚れして見てました。超大物たちのバー・レッスンやセンター・レッスン。

バレエ・ファン冥利に尽きる体験だった。

この短いモスクワ3泊(実質、中二日)で、あとはトレチャコフ美術館(2回目。素晴らしいロシア美術が蒐集されていて岩田くんも「ロシアで一番好き」と言っているところ)にも行けたし、夜9時でも昼のように明るいモスクワ市内をゆっくり散歩もできたし(冒頭の写真は赤の広場)、アゼルバイジャン料理とか美味しかったし。

短いけど、楽しく充実した時間だったですね。

昔のように「なにやっても疲れない体力」があったらなぁ。そのまま楽しさを引きずって日常に突入できたのに。

ということで冒頭に戻る。

ね・む・い・ー・ー・ー・!

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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