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まだまだ食べます! 台湾! (台湾2日目)

2012年5月14日(月) 9:02:11

台湾2日目。朝からめっちゃ暑い。

食い意地がはってるメンバーが集まったので、朝から3軒ハシゴw

まずは定番の「阜杭豆漿」。台湾に来るたびに来ている店。もう5回目だ。
日曜ということもあり120人待ち(!)だったが、20〜30分ほど待つだけで済んだ。鹹豆漿(シェンドージャン)、やっぱうますぎ! 温かくて甘い(砂糖入り)の豆乳もうまいし、蛋餅(薄卵焼き)も焼餅油條(パンで油條を挟む)もうまい。新しく改装した後、ちょっと味が落ちた印象の時もあったけど、やっぱり最高にうまい朝食。お腹いっぱいになってひとり150円くらいの朝食。

2軒目は土日は9時から開いている「鼎泰豐本店」。
10時からだと思い込んでいたけど、とりあえず永康街を散歩して待とうと行ってみて良かった。ここは3回目かな。当たり前すぎる観光地だけど、現地の人も「結局やっぱり鼎泰豐がうまい」と言っているし、同行の松尾たいこさんが行ったことなかったので行った。

土日午前中のみの限定メニュー「小籠湯包」がとてもいい。
スープにつけて食べるつやつやのミニ小籠包。ダブルなスープ味が口の中できわどく合体。うまひなぁ。普通の小籠包もやっぱうまひ。東京の「鼎泰豐」はどこもそんなに感心しないけど、本店はさすがな味だ。鶏スープも絶品(手を合わせたくなるような味)。豆苗炒めもうまかったなぁ。結局やっぱり鼎泰豐、という評価もうなずける味。でもってひとり1000円くらい。

2軒ハシゴしてさすがに腹一杯になったので永康街を散歩。
というか、近いし暑いからマンゴーかき氷が食べたいと思ったのだけど、開店が10時半なので、歩いて時間つぶしと消化をしようともくろんだ。

30分散歩して、昔の有名店「冰館(ICE MONSTER)」へ。
なんでも一度閉店して、オーナーを変えて名前を変えて再開店したそうだ。いまは「永康15」という店名(同じ場所)。メニューはまったく一緒かな。ここも3回目くらいだ。写真でわかるように巨大かつ果肉たっぷりなマンゴーかき氷。暑くて汗ダラダラだから余計にうまい。いや、うまいなぁ。前店と比べても味は落ちてないと思う。

一度ホテルに帰って食休みwしたあと、昼は「人和園雲南菜」へ。
昨日今日と、台湾最大に盛り上がるらしい「母の日」なので、どのレストランも満杯だ(母を中心とした大家族だらけ)。この店もいっぱいだったけど、ちょっと遅めに行ったこともあり「30分後にもう一度来てくれれば入れる」とのこと。ラッキー。人気店なので入れるだけマシ。

近くを散歩して(日曜市みたいのがあって楽しかった)、30分後に入店。
ここは2回目。前回は2005年くらい。雲南料理という地味な料理だったこともあり、まだ観光客はほとんど来ていなかった。でもいまは日本人がとても多いらしい。今日は母の日で地元の人ばかり。

前回もぶっとんで驚いたけど、今回も驚いたのが「グリーンピースのスープ」。
うまいわー。小さな豆がスープいっぱいに浮いているだけのシンプルなスープなのだけど、複雑妙味。鶏ダシの奥に(たぶん)雲南ハムから取ったダシが潜んでいるけど、まぁうまいからいいや。

雲南しいたけの炒めは宮崎の「ごぼち」を思い出させる美味。ポルチーニの春巻もいい。そして過橋麺の絶品。あー、来て良かった。次回は予約して汽鍋を食べよう。

昼食後、ホテルで吉田寿哉さんと待ち合わせ。
東京では近所に住んでいる友人だけど(同い年)、台湾に赴任してきていて「台湾で会おう」と前から約束をしていた。今回の旅の目的のひとつ。

赴任して10ヶ月になる吉田さん。「本当に赴任地が台湾で良かった。台湾大好き」と喜んでいる。
でも、日本から近いこともあってか、日本からのお客さんが10ヶ月でのべ150人になるという。アテンドの嵐だ。そんな中、ほんとスイマセンw

そんな吉田さんのアテンドでw、ある大金持ちの元へ(ここからは仕事)。

そのセンスのすごさ(悪い意味で本当にすごい)と、桁違いの金持ち具合に、同行者みんな具合が悪くなったw いや、ほんと、人の具合を悪くさせるほどの金持ち具合ってあるんですね。それを今回知れた。

2時間ほどの打ち合わせのあと、口直しにメリディアン・ホテルへ。
ここに展示されているアート群が素晴らしい(吉田さんオススメ)ので、目と精神の口直しに。とてもセンスがいいアート群が1階2階3階と展示されている。

台湾って不思議だ。こういうのを「国の伸びしろ」って言うんだなぁと思う。先端と古文化と悪趣味と雑然と熱気と人の良さが混在してそこにゴロリと置いてある感じ。日本に足りないのは特に熱気だろうな。でも、あからさまな熱気がないところも日本のイイトコロでもあるな、とも、台湾にいると思う。

そのまま吉田さんも一緒に夜ご飯へ。
今日はボクが行ったことがあった店ばかり再訪してきたけど、ここは初めての店。
吉田さんが「実は北京ダックって中国より台湾の方がうまい。その中でもこの店が特にうまい」と太鼓判を押しているのがこの店。北京ダック以外も全部うまいらしい。中山北路二段にある「新葡苑」。今回行った店の中ではダントツに高い店だけど、それでも割り勘したらひとり2500円くらいかな。台湾では超高い。そのくらいなんでも安いのが台湾。

で、「新葡苑」。
上に書いたように北京ダックが売りなのだけど、なんと「母の日で注文ありすぎて売り切れ」とのこと(!) いやー残念! 一同泣きながら他のメニューをオーダーしたけど、紹興酒に漬け込んだ鶏やアヒルのあぶり焼き、ピータンのパイなど、どれもうまかった。次回にもう一度来て北京ダックを食べよう!

検索したら東京にも支店がある。なんと「文琳」の河田吉功シェフが総料理長をやっている。東京でも行ってみたい。

食後に師大夜市へ。士林は遠いのでここに行くことに。
あとで調べたら生煎包や滷味の有名店があったようだけど、そのときはわからず単に散歩。途中で「北港豆花」で粉圓豆花(豆乳を固めた豆花とブラックタピオカ)を食べたけど、そのまま出てきてしまった。なんとなく雞排や臭豆腐や胡椒餅を探していたんだけど、なかったのが敗因。でも豆花がとてもうまかったのでまぁいいや。

こんな一日だった。よく食べたなぁ。

ちなみに、「どの中国料理も大陸より台湾の方がうまい」根拠として、蒋介石が大陸から移ってきたときにトップシェフを200人連れてきた、という説を聞いた。その腕と味が綿々と引き継がれているという。なるほどねー。たぶんそのうえに、民主主義国家ということもあるんだろうな。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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