古事記の舞台 〜超パワースポット江田神社
2012年1月16日(月) 12:36:47
宮崎滞在中に行ってきた。
なんでも、「オーラの泉」のあの人も「日本三大パワースポット」と呼んでいるそうで。
地元宮崎市の人も「数年前まで観光客なんて誰も来なかった」と言われる小さな神社、江田神社。
まぁ一般的には無名である。でも、由緒の正しさから言ったら日本トップレベル。
なにしろ国産みの神と日本最古の歴史書「古事記」に書かれているイザナギ(伊邪那岐大神)とイザナミ(伊邪那美大神)の両神をまつっているのである。
というか、いまシーガイアがある阿波岐原(あわきはら)一体が聖地なのだ。
「Jaja」という地元ガイド誌によると「日本中の神社で神事の前に唱えられる『祓詞(はらえことば)』の冒頭に『筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に』というフレーズが出てくる。『九州の宮崎の小戸の阿波岐原』で、伊邪那岐大神(イザナギ)が初めて禊(みそ)ぎをされた地が、ここであるという」だそうである。
なるほど。
知らなかったなぁ。
神というのは世界中おしなべて「天地創造」をするが、日本の神もその例に漏れない。
男女神であるイザナギとイザナミが産み落としたのが「日本」なのである。
まず淡路と四国を産み、次に隠岐と九州、壱岐、対馬、佐渡を産み、その後に本州を産んで「大八島国」という国を作ったらしいのである。
そして、その後に世界を構成するいろいろな神を産んだイザナミは、最後に火の神である迦具土神を産み、やけどを負って死んでしまう。それを嘆いたイザナギが、妻を追って黄泉の国へと旅だつのだが、黄泉の国での妻の恐ろしい姿に逃げ帰り、けがれを清めようと史上初の「禊ぎ」をこの阿波岐原の池でしたわけである。
そしてその禊ぎのときに生まれたのが、天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔男尊(スサノオのミコト)と月読命(ツクヨミノミコト)の三神。アマテラスは太陽神で後に天孫一族の祖となる。スサノオは出雲神の祖で八岐の大蛇を退治したことで有名。ツクヨミは月と暦の神で夜を治める。
禊ぎ発祥の地であるばかりでなく、それら三神の誕生地がこの阿波岐原。その地において、日本という国と神々を産み出したイザナギとイザナミをまつるのが江田神社というわけである。
古事記の世界がリアルに感じられるなぁ。
江田神社。
意外と小さくて素朴な神社。正月はすごい人出だったらしいが、一昨日はぽつりぽつり人がいるくらい。境内には神木である楠(くすのき)がある。なにやらすごいパワーがある木らしい。右手をつけて瞑想したが、右手がぴりぴりした。←影響されやすいw
おまいりをしていろいろお祈りをした。
地元では安産の神様らしいが、「産み出す=クリエイティブ」でもある。「産み出す=未来をつくる」でもある。娘の学業成就も家内安全も商売繁盛も、そして東北のことなども、すべて含めてお祈りをしてきた。
そして江田神社の裏の林を抜けると、みそぎ御殿という神社がある。
これはアマテラスら三神が産まれた地であることから、アマテラスの子孫である神武天皇をまつっていると聞いた。伊勢神宮の神々を阿波岐原に奉祀したものがみそぎ御殿であるらしい。
江田神社とみそぎ御殿はまったく別の神社。
ただ、由来から言って親子関係に近いかも。「両方の神社から御札と御守りをもらったらケンカなさったりしますか?」と神社の方に聞いたら「まったくそんなことはありませんよ。先祖と祖先ですから」と言われた。なので、このふたつの神社から娘の学業成就(来年大学受験)、ボクの商売繁盛(独立1年)の御札と御守りをいただいた。
そしてこのみそぎ御殿から数百メートルのところに「みそぎが池」がある。
そう、ここでイザナギが禊ぎをし、天照大神らが産まれたわけ。それが実在する。
でも、実際の池はちょっと安っぽく整備されてしまっていて趣はなかったなぁ。宮崎県、もう少し考えて欲しかったぞ。だって天照大神の産まれた地だよ? 天孫一族の祖だよ? ちょっとねぇ…。
でも、周りは松林でいい雰囲気。静かにパワーをいただきました。
