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強制オフラインからのリハビリ中w

2012年1月10日(火) 6:53:10

5日間の強制オフラインから一昨日トウキョウに帰ってきた。
とはいえ一昨日も昨日もネットにあまり近寄らず。 断食後と同じようにゆっくり日常に戻し中。

つか、ここ10年以上、常に高速で泳ぎ続けてきたマグロが急に止まった感じ。
上手に酸素を取り込めなくなり、逆に苦しい状況(笑)

でも、こんなに長くひとりで空や海を眺めて過ごしたのは学生時代以来かもなぁ。思えば空を半日ゆっくり眺めるなんてこともせず、30年間毎日毎日、脳や目や心に負担をかけ続けていた。すまんかった。たった4泊5日とはいえ、マックもスマホも触らずにいたことで、無為な時間がたくさん生まれた。無為な時間は脳にも目にも心にも良い。貴重な時間だった。こんなひとり旅をさせてくれた家族に心から感謝。

グアムという場所もよかった。

時差がない。ヒコーキで3時間半なので移動が疲れない。特に観光する場所もないから「せっかくだから見に行こう」的な貧乏性が出ない。そしてキレイな海がある。夕陽がある。夜ご飯相手の友人夫妻がいる。ついでに言えばわりと日本語も通じるw

これらの理由でネット断ちの場所にグアムを選んだが、正解だった。

忘れていた大切なことをたくさん思い出した。
独立する前に何を考えていたかも思い出した(震災後忘れていた)。
疲弊しきったカラダも少し癒え、適度なスイミング(シュノーケル&クロール)でカラダに血も巡り、夜は夜で友人たちと楽しい時を過ごし、何も言うことがない日々を過ごさせていただいた。

朝6時に起き、海辺を散歩。高台のベンチで読書。
日が眩しくなってきたら部屋に帰り、オーシャンビューのベランダで読書(上の写真)。
昼前に1時間寝て、今度は砂浜のチェアー(天然の日陰)に寝転んで読書(下の写真)。
ビール&ランチ。
読書に飽きたらシュノーケリング。クロールで海を泳ぎ回る。
(ホテル前から海に入っても魚がたくさんいた)
部屋に帰って風呂入って夕寝ぐっすり。
夜は友人夫妻とディナー。その後、すっかり根城と化した「味一」で深夜まで飲む。

これを4泊分。
本当はあと3泊くらいあれば良かったと思う。でもそんなことしたら帰って来れなかったかも(笑)

結局、読書は「1Q84」全3巻を精読しただけでタイムアウト。
音楽はベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を繰り返し聴いていた(これは「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(村上春樹著)の影響)

部屋のベランダで、波の音と部屋のCDプレイヤーからのベートーヴェンが混じり合う中で村上春樹を読む至福。

村上春樹もベートーヴェンも、グアムの海に似合わないと思うかもしれないけれど、これが意外とフィットする。孤独で独立した魂が、お互いに内省しあって、グアムの海を意味ある景色に変えてくれる。だからボクにとってグアムの海は妙に哲学的なものになった。そしてより魅力的なものとなった。スイカがひとふりの塩でより甘くなるのと同じように。


ちなみに、グアムでおつきあいいただいたご夫婦の奥さまがブログを書いてくれました。リンクします

グアムに行くならこの店に行け!と言っていいような素晴らしいラインナップ。ホテルもいろいろ推薦してくれた。本当にありがとう。あなたがたがいなければ、ボクは(家族連れが多い)グアムで逆に疲れて帰ってきてしまったかもしれない。

ちなみにそのブログの中に出てくる「味一」というお店は、このご夫婦の旦那さんが主人をしているおしゃれな居酒屋。ローカルの人で賑わっているいい店でした(ブルーラグーン店)。ボクはここのカウンターで毎晩飲んでいました。グアムに行く方は行ってみてください(こんな店です→どなたかのクチコミ記事)。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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