八戸、超楽しかった!

2011年8月 2日(火) 15:51:02

八戸から昨日東京に帰ってきた。

が、執筆が佳境に入っていて、もう執筆以外でキーボードを打ちたくない感じで、ここの更新も疎かに。八戸でも、食べては部屋に帰って書き、書いては食べに行き、という感じでせわしなかったっけ。

とりあえず八戸で食べた「めっちゃうまい食べ物群」の話はもう少し先延ばしさせていただくとして、執筆に戻ります。

というかですね、八戸、超楽しかった!
おもろいことがいろいろありすぎて、どこから書けばよいやら・・・しかも、今回わかったのは、八戸の食の奥深さ。特に「せんべい」の深さときたら、どこかさぬきうどんを思わせる・・・

とりあえず今回は以前書いた文章でお茶を濁そう(笑)
前回のメモで紹介した「八戸レビュウ」の本にボクが寄稿した文章を以下に載せますので読んでください。

ということで、ホントに執筆に戻ります。すいません。間に合わない・・・写真は「はっち」に貼ってあったポスターです。ボクの名前も載ってます。

あ、そうそう、今週末、8月6日から横浜トリエンナーレの特別連携プログラム BankARTLife3「新・港村 小さな未来都市」において「八戸レビュウ」の写真展示が始まります! 夏休み、ぜひお出かけを。

ということで、寄稿した文章をどうぞ。

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「入り口」でコテン、なのだった。

 最近、ギャップがある人がモテるらしい。
 怖そうな兄ちゃんが赤ちゃんみたいな笑顔を見せたり、外見がギャルなのに政治を志していたり、窓際オジサンなのに料理が抜群にうまかったり。人は、そんな先入観を覆してくれる意外性に驚き、コテンと惚れてしまう。
 ボクにとって、八戸はギャップそのものだった。
 もっと雪深く、湿気が多くて暗いイメージだった。海岸線は雪が吹きすさび、平屋の家が八戸(はっこ)しかないような寂しい絵が頭に浮かんでいた。人も口が重たくて閉鎖的かと思っていた。
 それがどうだ。全然違うじゃないか。
 まず、年間日照時間が東京よりも長い。晴れ渡っている。雪もあまり降らない。梅雨もない。海岸線も明るい。青空にウミネコが飛び回る。一面芝生の種差海岸とか南国のようだ。商圏としても東北有数。建物もわりと色使いが派手。というか人間自体が派手。まさかのラテン系だ。みんな大声でわーわー言っている。何を怒っているのかとよく見ると実は笑いながらしゃべっている。口が重いなんてとんでもない。
 この時点でコテンである。惚れた。まだ三社大祭もえんぶりも朝市も見ていないこの「入り口」の時点ですでに。
 そして「はっち」。これまたギャップ。
 地方自治体がむやみに作るありがちな箱物と思い込んでいたが全然違う。そのレベルの高さにびっくりした。基本はミュージアムなのだが、それが「展示」ではなく「インスタレーション」になっていて、八戸市民が八戸を再認識でき、八戸市民じゃない人が八戸を知ることもできるように作られている。
 ギャップがある人は奥が深い。掘り下げ甲斐がある。きっと八戸も奥が深い。惚れたボクとしては、これから八戸に通ってその奥に迫っていく過程に入る。楽しいな。ワクワクだな。まだ「入り口」なのがうれしい。長いおつきあいの始まりなのである

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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