観光地ランキング(都市部門)で東京が1位
2010年11月 5日(金) 12:02:04
昨日、佐々木俊尚さんのツイートで知ったが、英紙ガーディアンがまとめた満足度が高い観光地ランキングの都市別部門で、東京が初の1位に輝いたそうである。
くわしくはlivedoorニュースの元記事を読んでいただくとして、たしかに「東京」は観光として魅力的な街だと思う。というか、西欧から見たらこれだけ異文化な都市も珍しいし。
我々日本人はどこかに西欧コンプレックスを抱えて生きている(特にある年代以上)。
街に関してだけ言っても、街並みも自然も、公園のあり方も、すべてどこかで「西欧にかなわない」と思っている。ボクもそう思う。特に街並みとか東京は汚い。四角くて趣のない建物が節操なく林立していて、電線もごちゃごちゃ空を横切っていて、看板や広告も氾濫していて、なんとも見るに堪えない。
ただ、以前、漫画家のヤマザキマリさんのイタリアの実家(イタリア人である旦那さんの実家)に数泊させていただいたことがあるが、旦那の妹さん(もちろんイタリア人、20代?)が、「東京に行って建物を見るのが夢なの!」と言っていて驚いたことがある。いろいろ聞いていくと、彼女はイタリアの古い街並みに飽き飽きしていて、「東京の自由で活発な建築の数々が見たい!」と言うのだ。実際に東京の建築写真集も数冊持っていて、その中にはボクが勤めている会社のビルも載っていた。それを知ったら「きゃー!」と叫び、その写真横にサインさせられた(笑)。アイドルなみな憧れである。
たしかに、西欧に住んでいる人の目で見ると、あの美しい街並みも(特に若者からは)数百年変わらず、飽き飽きする対象なのかもしれない。モダンなデザインのビルとかが林立することに憧れる気持ちもわからないでもない。そしてそのままの目で東京を眺めると、確かにかなり魅力的。住んでいる我々からすると、馴れてしまったこともあって、なんだか節操がなさすぎる気もするが、まぁこれも戦争で焼け野原になって一から立て直したメリットでもあるし、先人の汗の結晶とも言える。もっと愛すべきものなのかもしれない。
今日の新聞によると、国連開発計画(UNDP)が発表した「人間開発報告書」の「国民生活の豊かさ指数」において、日本は前年よりひとつ落ちて11位だったそうだ。
平均寿命や就学率、ひとり当たりの国民総所得などから算出されるものらしいが、これも「いい順位」だと思う。経済で1位2位を争っていたころの余韻で、11位と聞くと「低い」と思いがちだが、国連加盟国192国のうちの11位だ。すばらしいスコアである。
前に「『いい国に生まれたのだ』ということ」、「日本のパスポートは最強らしい」、「続・日本のパスポートは最強らしい」でも書き、とてもたくさんの反応をいただいたが、これらを読んでもわかるように、日本はとてもいい国なのである。最近なんだか対外的にうんざりすることも多いが、これだけいい国に住んでいるラッキーをもっと噛みしめ、スルメのように何度も噛みしめ、しがみ、味わいたい。すぐに自信をなくすのはやめよう。そして楽しもう。←最近のニュースにうんざりしがちな自分に言ってます。
