ad:tech tokyo 初日に参加してきた

2010年10月29日(金) 7:58:56

昨日は「ad:tech tokyo」に参加してきた。
東京での開催は二回目(去年行った感想はこちら)。世界最大級の広告カンファレンスイベントで、ボクはニューヨークのにわざわざ出かけていったことがある。ヒコーキに乗らずにアドテックに参加できるなんてラッキーだ。

今年はなんと参加者が7000人だと聞いた。すごいなぁ。会場となった「ザ・プリンスパークタワー東京」は大混雑。デジタル広告系、テクノロジー系、メディア系などの人々がこれだけ一同に会するのは圧巻だ。あっちこっちに有名な顔を見た。今年はアナログ広告系の方も多少来ていたと思う。海外からも有名な方が続々と。

まずはキーノートを聴いた。巨大ボールルームにて。隅っこに座ると壇上のヒトが米粒程度。すごい規模だなぁ。

グーグルのマーケティングディレクターMarvin Chowさん、dmgの副社長Susan MacDermidさん、アドビのディレクター伊藤かつらさんの3人。大イベントのスムージーとしてとても良かったと思う。

この中で、dmg の Susanさんが「オウンドメディアとアーンドメディアとペイドメディアとシェアードメディアと」と発言した。前半の3つはいわゆるトリプルメディアとして知られているが、シェアードメディア(Shared Media)とは何を指すのだろう、もしかしてフェイスブックの企業ファンページとかか? と疑問に思ったので、後で会う機会があったので訊いてみた。

そしたら「企業のキャンペーンなどで、たとえば音楽をリミックスするようなサイトがあったでしょ。ユーザーが作ってそれを発表&シェアする。ああいうような、生活者が企業のコンテンツに一方的に関わるものを指してそう言ったわ」とのことだった。アーンドメディアはインタラクティブな対話だが、シェアードはもうちょっと一方通行な感じらしい。なるほど。

なお、彼女の発言を受けて、グーグルのMarvinさんが「フリーメディアも入れてよ」と突っ込んでいた。一方で最近「タイアップメディア」の存在も言われている。なんだか増え続けるなぁ(笑)

他にもいろんなセッションを聴いた。
電通の岸勇希くんと吉本興業の大崎洋社長、フジテレビの大多亮役員の3人のキーノートも良かった。岸くんの問題意識がひしひしと。あと大多さんの「Contents is Kingではなく、Strong Contents is King」という発言にアグリー。「ソーシャルテレビ宣言」も面白かった。大崎さんのテレビへの鼓舞(エール)も良かった。

午後の分科会は聴きたいセッションが目白押しだったが、それぞれ50分しかなく、どれも消化不良気味なのがちょっと残念。あと30分欲しい気がする。

さて、今日はボクがモデレーターをするセッションがある。しかも夜には宣伝会議で「クリエイティブ・ディレクション講座」だ。うーん、予習が間に合わない…。しかも合間に仕事の打ち合わせが2本。聴きたいセッションも目白押し。ちょっと風邪気味だけど、そんなこと言っていられない。

こういう国際カンファレンスのモデレーターって、雑誌国際会議に続いて二回目だけど、とっても難しいんだよなぁ。うまく切り抜けられますように(願)

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事