暑い高知の熱いよさこい祭り

2010年8月11日(水) 9:25:12

あぁ…ものすごく楽しかった!→よさこい祭り
今日もあと半日見る時間があるのだけど、もうほとんど満喫したかも。明るくて熱くて素朴でルーズで、なんというか実に人間っぽいお祭りだった。

全体に、高知の「よさこい祭り」は札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」とは別物に近いなぁ…というのが昨日一日見回った感想。基本的に「街を踊って練り歩く」という意味ではかわらないが、高知の方がよりお祭りらしいし、なにより、踊り子と観客の距離が(物理的にも心理的にも)近くてイイ。この感じは札幌でももっと取り入れられないかな。

高知のを観て、札幌のがどれだけシステマチックに構成されているかもよくわかった。緻密な計算と進行。どのチームがどの会場で何時何分から踊るかが全部決まっているし、踊る時間も撤収の時間も秒単位で決まっている。それは素晴らしい。観る側にとってもとても便利。でもちょっとキチッとしすぎているんだな。お祭りのルーズな感じがない。そこに観客が入り込めない心理的障壁がある。

高知のはハラハラするくらいルーズ。時間設定は(追手筋会場以外)あってないようなもんだし、進行も緩い。お目当てのチームがどこで踊っているかもとってもわかりにくい。でも、なんつうか「お祭り感は満載」。うーん、帯に短し。でも高知と札幌の中間を目指すとまた中途半端になっちゃうんだろうなぁ…。

ちなみに札幌はソーラン節を入れるのが条件になるので、すべてに民謡調となり、演歌の匂いも入る。荒くて厳しい海の表現が多く入り、自然と激しい演舞表現になっていく。それに比べて高知はそれがないので、「よさこい=夜さ来い」という、どこか濃厚に色っぽく明るい表現が中心になる。そういう方向付けも距離感や楽しさなどに微妙に影響しているとは思う。

昨日は、知寄町競演場を皮切りに、帯屋町演舞場、中央公園競演場、はりまや橋演舞場、そして帯屋町に戻って長時間見て、最後は夜7時半くらいから2時間ほど追手筋本部競演場で見た。

高知新聞の大原さんにずっとおつきあいいただいたので、地理的にもチーム的にも歴史的なこともいろいろ教えていただきながらの鑑賞。いやホント楽しかった。ありがとうございました。
最後の追手筋は2チームが並んで踊るのだが、その中央分離帯の上に建てられた両チーム見られる最高の桟敷があり、そこにもチラッと入れていただけた。おかげでそこでお目当てチームのほとんどを間近で見ることができた。この席は(大音響で耳が痛いが)観るには最高。夜の照明に照らされた色とりどりのチームたちの美しいことよ。

高知のよさこい祭りは、距離が近いせいか、うまい下手はあまり感じない。どのチームも熱くてイイ。その中で敢えて印象に残っているチームをあげると、「とらっく」「國士舞双」「ほにや」「上町よさこい鳴子連」「帯屋町筋」「逢 au by KDDI高知支店」「国際デザイン・ビューティカレッジ」「梅乃連」「六陸」「桜 高知中央高等学校」かなぁ。まだ初心者なのでチーム名が覚えられてないけど、いまのところこんな感じ。

知り合いが踊っている「女子美連」や「AZUKI」にはまだ遭遇できてない。他にも有名チームで見れていないところも多い。あと半日、見ることができるかどうか(今日は菜園場競演場」に行こうと思う)

昨日はよさこい以外にもいろんなことがあったのだけど、それはまた明日にでも書こう。いい加減長いしw

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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