若葉台花火2010

2010年8月29日(日) 14:50:32

数日前に告知させていただいたが、花火師として、稲城市の若葉台公園での「若葉台花火大会」で花火を揚げてきた。

「若葉台夏祭り」という(たぶん)自治会が毎年やっているイベントのラストを締めくくるもので、近所の住民たちがたくさん集まって見てくれた。戸越小学校のときと違って3号玉はなく、最大で2.5号玉という小さな花火大会ながら、玉数が多く、それなりに楽しめたと思う。いわゆる「箱物」と呼ばれる、一箱から数十から数百の花火が打ち揚げられるものが20箱、2号玉が50発、2.5号玉が15発。まぁ次々打っていくと十分ほどで終わっちゃう量とはいえ、それなりに豪華な感じだったと思う。

この若葉台公園、ちょっとユニークな打ち揚げ環境だ。
打ち揚げ場所(花火師が筒で打ち揚げる場所)がすり鉢状になった地形の底にあり、観客席は上部にあるのである。なんつうか、たとえば武道館のアリーナでボクたちが打ち揚げるとして、観客席は3階席にある、みたいな感じ。だから、すり鉢状の最低部から打ち揚げると観客の目線よりちょっと上あたりで花が開くのである。これって珍しいよなぁ。しかも打ち揚げ場所も近い。観客席から見たらかなりの迫力だったのではないだろうか。

20時すぎからの打ち揚げで、花火師たちは17時前くらいに集合した。
ボクが所属する「のれそれ花火会」は、女花火師が多い団体で、昨日も集まった13人中で女花火師が9人。主婦も多く、なんともアトホームでいい雰囲気で準備が進んだ(写真は打ち揚げの筒をセッティングしたところ)。会社とも仕事とも地域ともまっっったく関係ないこういう人脈が実に楽しいな。年に数回集まり散じるだけの関係。みんな「花火師」だけにノリがいいし明るいし。

夕方からは会場も涼しく、暗くなってからは盆踊りも始まって否が応でも花火気分が盛り上がる。打ち揚げる玉の確認や現場の確認、筒の固定など、準備作業も滞りなく終わり、あとは待機。子供達がすり鉢の上の方から「花火早くやれー!」とか叫ぶ中、のんびり雑談しながら待ち、8時半ころ、カウントダウンとともに開始!

昨晩は、ボクは今回は2号玉を次々打ち揚げる役目。
3号玉に比べると爆発音も小さく、恐怖心はあまりないが、それでも耳がしばらく聞こえなくなるほど鼓膜は震える。ドキドキわくわくと胸も震える。あの、打ち揚げ時の楽しさはいったいどこから来るのだろう。暑いし遠いし半日がかりだし、と、意外と大変なイベントなのだが、いざ打ち揚げが始まると「来て良かったなぁ」と心から思う。

ちなみに前回(3号玉動画)に引き続き、今回のもYouTubeにアップしておきました。
箱物の連発、そして2号玉の炸裂が混じる短い動画です。興味ある方はご覧下さい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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