ステキ盆栽

2010年5月26日(水) 7:32:27

以前、大人の遠足をしたときに、一緒に行った後輩(30代女性)が盆栽をやっていると言うので、へぇ〜と思っていろいろ訊いていたら、「盆栽教室というのがあるんですよ。ご一緒します?」と誘われた。思いも寄らぬ流れには乗ってみろ、がモットーなワタクシでもあるので、そりゃもう乗るわけです。で、複数人で月に一回通っているというその盆栽教室に昨晩参加してきた。

それは小さなグリーンショップ。陶器やら小物やらも売っている。全体にセンスがとてもよくモダンな店。「盆栽」という言葉から連想されるようなジジ臭さはまるでない。店主の作った小品盆栽もたくさん飾られている。なるほどー、盆栽っていろんな形態があるんだなぁ。こういうモダンな盆栽もあるんだ…。

昨晩は生徒が4人。店主とその娘さんが教えてくれる。
植物も土もハサミやヘラも苔もお店が用意してくれる。それだけでなく、鉢もその日の植物に合わせて作家に特別に焼かせたものだと言う。昨日のは久田貴久さんという作家さんが焼いた黒い鉢。とてもよい感じ。

教材はクレナイという山アジサイだった。長くこのメモを読んでくださっている方はよくご存じだと思うが、アジサイはボクが一番好きな花。それが盆栽初体験の教材になるなんてそれだけでもラッキーだし、何か縁を感じるなぁ。

ちゃんとプリントが用意され、最初は山アジサイの説明から始まった。
その後、教材である山アジサイと下草のアサギリ草から古い土を1/3くらい取り除き、鉢の中に置いてみてレイアウトを決め、鉢底を設えてから用土(赤玉土と鹿沼土)を盛り、お箸を刺して根と馴染ませ、砂苔を貼り付け、ヘラで整え、などをして、あっと言う間に完成。特に剪定はせず、そのままの姿を楽しむ感じのものであった(剪定は開花後すぐにしてもいいが、このアジサイは必ずしもしなくていいとのこと)。

砂苔がかわいい。下草のアサギリ草の触感もいい。山アジサイも、このクレナイという種類は咲き始めは白で、その後、ピンク→赤と色が変化していくらしい。楽しみだ。

水遣りや日当たり、肥料や植え替えなどの注意をいただき、1時間半ほどで終了。授業料はすべて込みで7000円前後。鉢なども込みだからまぁ安いと思う。短い時間だったけど面白かった。グリーンショップで鉢植えを買うことはよくあるが、こうして自分で丹精すると向き合い方が違ってくるな。写真はボクの初作品。高さは30cmくらい。かわいい(笑)。よしよししたくなる。

盆栽って小さめの鉢にして根の成長を抑えるのがポイントなんだな(背が伸びない)。そんなこと考えたこともなかったけど言われてみればそうだ。他にもいろいろやってみたくなる。豆盆なんかも面白いかも。次回の授業のテーマは「苔玉」だとか。これも楽しみ。作ったら母親にプレゼントしよう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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