波瀬正吉と、つっこ飯 @札幌

2010年1月19日(火) 20:55:59

今日の夕方、JALが会社更生法を申請した。
その数時間前、ボクは札幌からJALに乗って羽田に帰ってきた(ボクは基本的にJAL派)。ボクが乗ったJALは、数時間後には違うJALになる。そんな瞬間に立ち会った不思議な感覚…。会社更生法申請直前のJAL機内には、なんだか穏やかで健気な空気が漂っていた。乗務員、がんばれ。現場ががんばっていることを客はみんな知っている。少なくともボクは応援している。

ということで、札幌から帰ってきた。寒かったな札幌。
昨日は、基調講演を1時間やったのだが、会場の反応が静かだったことを除けば、まぁお伝えしたいことはお伝えできたかなと思う。え? 静かで良かったのかって。まぁ大阪で講演してこの静かさだとショックを受けるが(大阪は前のめりで笑いに来るので)、北の方はたいてい会場は静かなのである。と、自分に言い聞かせて現実逃避している。今週末は同じ基調講演を広島でやらないといけない…。

講演後、夜までホテルの部屋で休み、夜からハシゴ酒へ。
まずは居酒屋の名店「味百仙」。評判を知らなかったらまず入らない佇まいだが、いやーいい店だった。日本酒が見事な品揃え。日本酒メニューを一目見ればこの店がどれくらいすごいかがすぐわかる感じ。初めて飲んだ「波瀬正吉」(静岡の「開運」の杜氏の名前がついた酒)が特に印象的だった。この杜氏さん、去年亡くなってしまったそうで、もうこの酒は造られない可能性があるとか。あまりにうまいので二杯いただいた。ツイッターにそのことを書いたら、日本中の酒マニアからいろんな情報が。なんだか楽しい。そうそう、あまり流通してない「ダルマ正宗」の古酒もあった。これも実にうまかった。他にもいろいろ飲んだ飲んだ。

この店、そのうえ料理もよい。「美味しんぼ」にも載ったというジャガイモのバター煮もまぁまぁ良かったし、焼き物なども良かったけど、何よりも〆鯖とポテトサラダが実によろしい。〆鯖とポテサラがうまい居酒屋はいい居酒屋だ。満足。

二軒目は羅臼料理の「はちきょう」へ。
ここは写真の「つっこ飯」が名物。これでハーフサイズである。これをオーダーすると坊主のお兄さんが来て、いろいろ能書きを言った後、「おいさーおいさー」と絶叫しながらイクラをこぼれる寸前まで盛ってくれるのである(YouTubeで検索したら31件もあった:笑。たとえばこんなの

で、腹一杯になって、最後は「祥瑞」でワインを一杯。
ここは以前にも書いたけど、六本木の有名な店の暖簾分け。ボクの会社の先輩が独立してやっている店である。今回で二度目だが、くつろげるいいバーだ。道産ワインを軽くいただいた。

本当はもうちょっと飲みたかったのだが、どうも居酒屋のハシゴで満腹になりすぎ(つっこ飯の影響もある)、結局ホテルに帰って寝ることに。まぁでもいいもんだな、超満腹&即寝。この不健康感と背徳感がよい。

そんな札幌の夜。今は東京。暖かいな東京。15℃くらい違う感じ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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