花火師免許更新講習

2009年4月23日(木) 6:26:53

昨日は「花火師免許」更新講習の日。
会議を抜け出して18時から20時まで。2時間の講習@浅草橋の花火問屋街。

正確には「社団法人日本煙火協会」の「煙火打揚従事者」の資格である。花火のことを「煙火(えんか)」と言うわけですね(その辺のことは去年の講習の日にも書いた)。花火の玉を作る資格ではなく、花火を打ち揚げる資格である。隅田川などの花火大会はもちろん、ネズミーランドでの花火の打ち上げにもこの資格がいる。だからイベントや舞台演出の裏方さんとかも受けに来ていたりする。

ボクみたいな素人(本業は別)も多く参加してはいるが、実は素人がこの資格をとってもひとりではとてもじゃないが花火大会は開催できない。消防や警察への許可申請が大変だし、素人主催の仲間内な小さなイベントでも当日消防車が横付けされたりするくらい大仰になる。わりと危険で大変なことなのである。だからどこぞの花火師の団体に属して活動しないと難しい。ボクは「のれそれ花火会」というところに属していて毎年花火を打ち揚げさせてもらっている。ここはカリスマ的な花火師がいて(本業は小学校の先生)、とてもまとまりがよい。

さて講習。
今年から「煙火の消費保安基準」が大きく変わり「電気点火」が基本となった。従来の手で点火する方式は危険が大きすぎるということで保安基準が改正になったのである。やむをえない場合だけ(一定の条件を守って)手でつけても良しということ。まぁ防御保安措置をきっちりすればいままで通り手で点火できるわけだが、事故の例が毎年起こるのでどんどん厳しくなっていき、ついに電気点火の時代になってしまった。ボクレベルの花火師は手でつけるスリルが楽しかったりもするので、少し残念であるが、まぁ安全を考えると仕方ないのかな。だって一つ間違えれば手で点火する際に腕が吹っ飛ぶとか頭が吹っ飛ぶとか普通に起きる世界だし。

今年から教育用ビデオ(約20分ほど)も一新され、新撮されたものが流された。このビデオも電気点火中心の説明。時代が変わったなぁ。「昔はライターとかで点火していた時代もあったのですが…」と遠い目で講義される時代がそのうち来るのであろう。なんというか、風情は確実になくなっていっている。打ち上げの快感も減っちゃうなぁ。

座学2時間。パイプ椅子のお尻の痛みに耐えきれなくなったころ、なんとか終了。そのままご飯に行こうかと思っていたんだけど(下町方面へ)、会社から電話が入り帰社。そのまま24時ころまで会議。うぅ。でも、座学とはいえ、仕事と関係ない花火の世界に2時間ワープしていたのはかなりのリフレッシュになった。つーか、今年は何発打ち揚げられるだろうか(去年は花火師歴5年目にして初のゼロ発)。年々打ち揚げ規制が厳しくなっているので、あんまり揚げられないかもなぁ。もし打ち揚げる場合は、またこのメモで告知しますね。

ところで昨日の夜、アクセスカウンターが「28282828」になったらしい。ニヤニヤニヤニヤ。ほめられサロンでほめられた効果でしょうか。ニヤニヤニヤニヤ。ご報告してくださった方、どうもありがとう!

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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