ひとり咲き

2009年1月10日(土) 18:55:42

チャゲ&飛鳥が無期限の活動休止、と、一部メディアが発表した(※ガセネタという説もある)。
正しい報道だとすると事実上の解散だろう。ちょっと感慨深いものがある。チャゲアスは、すっごい好き、というわけでもないけど、3つの理由で勝手に親近感を持っていたのだ。

ひとつは、CMの仕事を数回ご一緒したこと。個人的におつきあいはなかったけど、ボクが企画したCMに出てもらったりすると、やっぱりそれなりに親近感は持つ。
次に、一時期ボクは「チャゲにそっくり」と同僚内で言われていたこと(ヒゲもまだなく、髪型もオールバックでチャゲと似ていた頃)。実際、チャゲが雑誌でインタビューを受けてる写真があったのだが、それが我ながら酷似していた。彼らにも上司から「うちの社のチャゲです」と紹介され、一応「おー! ホントだ! そっくりだ!」と言われた(ま、お世辞8割だけど)。そんな時代もあったなぁと、チャゲをメディアで見かけるたびに坊主頭を撫でながら遠い目になる。

そして最後に、カラオケの持ち歌だったこと。
「ひとり咲き」「流恋情歌」「万里の河」のデビュー3曲だけだけど。でもこの3曲への思い入れは強いなぁ。特に「ひとり咲き」。どんだけ好きでどんだけ歌ったか…。
ボクはわりと熱唱型だったので、チャゲアスはいい感じでハマった。チャゲアス以外だと、「わかってください」(因幡晃)、「ダーリング」(沢田研二)、「島唄」(THE BOOM)、「大きな玉ねぎの下で」(爆風スランプ)、「恋しくて」(BEGIN)、「タクシー」(鈴木聖美)、「メモリーグラス」(堀江淳)とか。あとは1970年代のフォークや歌謡曲を好んで歌ったかな。拓郎とか甲斐とか世良とか。

大阪勤務時代はわりとカラオケに行った。
大阪人の宴会はノリがよく、異様に楽しい流れになることが多いので、カラオケもまた楽しかった。歌を聞かせるというより、全員で歌う感じになることが多かったし。

東京に転勤してきてからはカラオケはほとんど行かない。東京生まれ東京育ちのクセに、大阪で社会人生活がスタートしたせいか、東京の宴会ノリが合わないカラダになってしまったせいもある。
親密な仲間だけの少人数でのカラオケは行くこともある。でも大人数のカラオケ、二次会のカラオケなんかはほぼ参加しない。東京勤務になって9年近く、ごくごく親しい人たちとストレス解消的に短く出かけた数回を除いて1回も行っていない。

それに、特に熱唱型は普段歌ってないと途端にヘタになるとわかってから足が遠のいた。
声がでない。一曲は持ってもすぐ喉がダメになる。音程も微妙にズレる。以前みたいにある程度歌える感じに戻すためにはカラオケに10回くらい通って喉を鍛えないといけない感じ。そんなの面倒だし時間もない。だったらいいバーとかで話している方が好き。

もう「ひとり咲き」も一生歌わないかもしれないなぁ。
カラオケ自体に行かないし、熱唱することももうないだろうし…。あ、でも、老年になったらわからないか。「健康のため」とか言ってカラオケに通い、「♪ひとり〜〜〜っ、ざぁ〜っきぃ〜〜」とか熱唱している可能性はある。それも大阪までわざわざ行って、昔の仲間を呼び出してね。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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