金沢美人ズ

2008年9月13日(土) 20:59:59

昨日の夜は金沢で講演。
金沢の28〜33歳くらいのビジネスマンの異業種交流会で2時間話す。最初は1時間20分と言われていたのだが、せっかくヒコーキ使って一泊で行くんだからもっと話させろ、と2時間に(笑)。長時間みんな熱心に聴いてくれた。それなりにイイタイコトは伝わったと思う。

東京一極集中が激しい今、地方の若者はいろいろせつない気持ちを抱えて仕事をしている気がする。
ボク自身、若いときに大阪勤務になり、「東京とは状況が違うけど負けないぞ」と気張りつつ、どこかでせつなかった。だからだろう、東京以外で頑張っている若者を応援したいという気持ちがボクは強い。そのせつなさ、少しはわかるぞー、みたいな。
まぁ実際に東京で働く辛さは相当なもので、地方の方がシアワセだと思う部分も多いのだが、でもどうせ苦労するなら一極集中の首都で自分を試してみたい気持ちもわかるのだ。そういう若者たちに、地方ならではの良さを仕事に活かす方法、東京に負けないやり方、なんかをボクの経験をふまえて伝えたい、とか思って話した。偉そうな意味ではなく、なんとなく若いときの自分に向かって言っている気分で。

話終わって会場を出たのが22時。さて金沢の夜である。金沢の知り合いが待っていてくれる。

クレア・トラベラーの連載のために金沢を下見取材したとき(去年12月)、サイトの読者さんを中心に金沢に人脈が出来た。ある女性を中心に広がっている人脈の中にボクを入れてもらった、という感じなのだが、その人脈がなんと金沢美人ばかりという素晴らしさ。もともと金沢は美人率が異様に高い街だと思うが、それにしても美人ばかりすぎないか、というシアワセ具合。

で、そのうちの4人が「四遊」という美味しい割烹につれていってくれるというので、若者たちと別れてその店へ。
ボクを挟んで右に2人、左に2人、計4人の金沢美人。そういう状況で飲む地元銘酒のうまいことよ。んでもって二軒目の「空海」に辿り着いたときにはもう2人も金沢美人が合流し、男1女6というハーレム状態。あぁ長いこと生きているとこういうこともあるのだなぁ(遠い目)。

「空海」は7月末の集中豪雨で浅野川が氾濫し、床上浸水の被害を受けた主計町茶屋街にある。
「ここまで水が来た」と壁のところを指し示すご主人。「いやー、アユやゴリが店の床でぴちゃぴちゃ跳ねよるんよ」という状態だったらしい。川水と一緒に店に入ってきたということ。修繕が本当に大変だったと思うが、とにかく明るく話してくれてホッとした。

なんやかんや話して盛り上がり、結局ホテルに帰り着いたのは朝4時前。連日寝てない状況が続いていたが、金沢の空気と美人さんたちのおかげでずいぶん発散したらしく、わりと疲れが取れた気がする(気のせいか)。

翌日(つまり今日)の昼は昨晩のうちの2人(姉妹)がお相手してくれた。
チェックアウトにロビーに降りていったら、2人が受付前にいる。しかもなんと着物姿! うひゃぁ、美しい! 金沢の街と着物の組み合わせも大好きだし、シアワセすぎ。
美しい着物姿の美人金沢姉妹と3人で東山の茶屋街を歩き、「十月亭」という店の個室で庭を眺めながら昼ご飯をいただくこの贅沢よ。でもそんな最中に東京から仕事の電話が相次ぎ、夢の時間もぶちこわし。いや、休日返上で働いている方々には申し訳ない。でもさ、タイミング悪すぎ(笑)

東京に帰り着いたのは18時。人の歩く速度が体感で金沢の3倍だ。それって人生的にどうなのだろうと一瞬下を向く。でも今はここがボクの生きている街である。顔を上げて速度を合わせよう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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