58秒91

2008年8月12日(火) 8:55:39

58秒91がどれだけすごい記録か、「『北島康介』プロジェクト2008」を読めばすぐわかる。数年前は1分を切る世界が憧れとともに語られていたのだ。それなのに世界で初めて59秒も切った。すごいな北島康介。金メダルおめでとう。

夜はグーグルの若い人たちと飲んだ。
ボクはトラディショナルな広告会社に所属しているので、最先端な会社の人たちとの飲み会は自分を試されているような緊張が(多少)伴う。先端の一部を担っているつもりではあるが、あちらからはどう見えてるのだろう、みたいな。でも杞憂だった。悩みや目的意識はいずこも一緒。というかコミュニケーションに先端もトラディショナルもない。相手に伝われば何でもいいのだ。逆に「先端」とか「テクノロジー」とかに縛られてしまう彼らの悩みも伝わってきた。

以前部下だったタカヒロくんとも久しぶりの邂逅。お互いに以前とは違うスタンスになっていて、関係も多少変化した。大きな意味での「同志」。また飲もう。

グーグル以外にも、ある広告会社の新入社員が参加していて、入社3ヶ月の悩みをいろいろ聞いた。熱いな。燃えてるな。不安と情熱がひしひしと伝わってくる。それに経験者ぶって答えている自分を客観的なもうひとりの自分が遠くから眺めていて「愚かだ」とひっそり耳元で。情熱の前に経験は愚かでしかない。経験者ぶる淀んだ目の大人になるなよ自分、と強く心に刻む。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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