岩手・宮城内陸地震

2008年6月15日(日) 8:01:24

昨日の岩手・宮城内陸地震では、緊急地震速報を初めて生で見た。
NHKニュースを見ていたときに「♪トンテン、トンテン」と音がして速報が出た。優しい音だが、かなり注意を引きつけられる喚起音。違う話題をしゃべっていたアナウンサーが慌てて地震についての注意を話し出し、ボクと娘は画面に釘付け。「岩手か…M7.0か…」と詳しい情報がわかってきた1分後くらいに東京にも震度3が来た。岩手から東京まで地震波が土の中を伝わって届いたのがリアルに感じられる。

まずはふたりで「大地震が起きたら何をするか」を再確認。ちなみに最近このサイトを見てくださるようになった方のために、「地震が起こったら、まずこれをしろ!」「地震が起こる前に、これだけはしておけ!」を再掲します。阪神大震災におけるボクの体験談が書いてあります。

地震速報のシステムは、初期微動(P波)と主要動(S波)の時間差を利用するものらしいが、今回は震源地近くでは間に合わなかったらしい(P波とS波の時間差が少ないため)。でも少し離れた場所では揺れる前に速報を出せたという。いろいろ文句を言う方もいるみたいだが、ないよりマシだ。ほんの1秒前でも心構えがあるのとないのとでは雲泥の差。なにしろドンッという最初の揺れでテレビやレンジが飛んでくるのだ。それを避けられるだけで死者の数が変わってくる。

とはいえ「テレビやラジオをつけている」というのが必要条件になるのは厳しいな。緊急地震速報をすみやかに流してくれる家庭用機器もいくつかあるようだが、まだ8〜10万円前後とバカ高い。いつでもポケットに入れている携帯に情報をプッシュするシステムも開発が進んでいるらしい。完成が待たれる。

余談だが、「携帯をポケットにいれておく気がしないビデオ」をいくつか見た。「Pop corn with cell phones」ってビデオ。これとかこれとか。いろんな国で実験している模様。こわっ。

※1時間半後の追記:上記の「携帯でポップコーンを作るビデオ」はバイラルムービーだという発表があったそうです(つまり企業が話題作りのために作ったビデオ)。プロのくせに騙されました(笑) 信じた方、すいません。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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