NY観劇旅行2日目

2007年5月26日(土) 9:00:00

朝はぐっすりと10時まで寝て7時間睡眠。いきなり時差は解消したかも。快調。

風呂入ってさなメモ書いて11時半に待ち合わせて3人でトライベッカの「Wolfgang's Steakhouse」へ。
この店は世界一のステーキと言われて有名な「Peter Luger」のヘッドウェイターが独立してマンハッタン内に作った店で、ブルックリンまで行かないとありつけないあのステーキがマンハッタン内で食べられるという、旅行者にはうれしい店なのだ。肉もその熟成もピーター・ルーガーと共通。焼き方も同じで、出し方も例のお皿を傾けて肉汁を集めてかけるやり方。実際にTボーンを食べてみて、味も相当似通っていると確認。うーん、便利な店が出来たもんだ。ちなみにミッドタウンにも店があるみたい。

Wolfgang's Saladと絶品のベーコンスライス。両方美味。ステーキはTボーン2人前を3人で分ける。うまい。やっぱTボーンならピーター・ルーガー系かも。でも10年ほど前に初めて食べたときの方が驚きはあった感じ。ステーキ系では新しくできた「Craft Steak」や「BLT」も気になる。

食後、トライベッカからソーホーまで歩き、ソーホーが初めての森崎夫妻を案内しつつ、ノリータあたりまでショッピングしながら散歩。リトルイタリーは28日のメモリアル・デイのお祭りで屋台が出ている。アメリカンな射的とかくじとか。面白い。ノリータでド派手な新しい雑貨屋を発見したりしながら3時間半ほど歩いて満喫。楽しかった。

一度部屋に帰って一休みしたあと、ブロードウェイにディズニーの新作ミュージカル「Mary Poppins」を観に行く。

これが素晴らしかった!
まぁジュリー・アンドリュース主演の映画も名作だと思うのだけど、ミュージカル化されたこの演目のチャーミングなことと言ったら! 舞台装置、舞台転換のリズム、サプライズ、そしてもちろん歌と踊り。素晴らしかったなぁ。主演のAshley Brownは、多少顔がおばさんっぽいのと演技がちょい固めなのが難なのだけど、びっくりするくらい声がジュリーに似ていて魅惑的。歌い出すと独壇場で、あの名曲の数々を新鮮に蘇らせる。子役もバート役も文句なし。サプライズはいくつも用意されてるけど、ええとね、もし2階席3階席で観るなら、舞台に向かって右側の席を取った方がいいですよ(笑)。ボクたちは2階席だったのだけど、なんつうか、もう、目の前で(以下自粛)。あ〜、ライブCD買おうっと。楽しかったなぁ。いつもはディズニーをネズミーと言って嫌っているけど、これには「さすが!」のひと言を贈ります。歌が有名曲ばかりだし映画の焼き直しなのでトニー賞作品賞は難しいかもだけど、充分それに値する出来(ノミネート4作品には入っている)。トニー賞発表目前ということもあってか、客席も異様な盛り上がりだった(連休の前の金曜日ということもあるかもだけど)。

終了後、マンハッタンで唯一かもしれない日本人イエローキャブ運転手のRioさんに電話して迎えにきてもらい、ロウアー・イーストサイドまで。お仕事で一度一緒になって以来NYに来ると要所要所で彼のタクシーに乗る。何度か夜ご飯もご一緒した。「最近どうしてたー?」とかいろいろ話しながら。

23時すぎにロウアー・イーストサイドの「Stanton Social」で夜ご飯。
ちょっとしたつながりから、「世界の台所 ニューヨークを食べ、歩く」という本を出している松尾由貴さんとそのお友達の音楽コーディネーターの菅谷さんとの初対面メシ。遅くにスイマセン。しかも店まで紹介してもらっちゃった。

で、この店がまた良かった(良かった良かったばかりでスマンが)。
小皿シェア系フュージョンで、もうエイジアン・フュージョンともフレンチ・フュージョンとも呼べない感じ。菅谷さんに言わせると「これこそいまのアメリカン」とのこと。同感。エイジアン、ジャパニーズ、イタリアン、フレンチなどのエッセンスが混ざり合って、独特のアメリカ料理にまで昇華されている。日本で言ったら「無国籍料理」となっちゃうんだけど、そういう感じの焦点のボケ方ではないんだな。料理料理の特徴をちゃんと活かしつつフュージョンさせている感じ。
オニオン・コンソメが中に入ったエスカルゴ風小籠包、神戸ビーフの小さなハンバーガー、セビチェ、カリカリのピッツァ、炭火焼きのイカのレタス包み、タコスなどが小さいポーションで多人数でシェアできるように出てくる。ワインも世界各国なかなか渋いのが揃っているし、店はオシャレだし、深夜遅くまでやっているし。そしてまたデザートがうまい。森崎さんは「なまらうまい!」と北海道弁で叫んでいた。深夜のNYに響き渡る北海道弁。でも叫びたくなるくらいうまいアツアツの自家製ドーナッツ、絶品。チョコをshotで少量飲ませるヤツもうまし。アイスもソルベも良い。大満足だなぁ。

おっと、気がつけばもう27時近く…。いつの日かの再会を誓って彼女たちと別れる。えらく盛り上がった。ありがとう。

またRioさんに迎えにきてもらって宿まで帰る。
部屋でこんなサイトとかYouTubeとかを見回って「メリー・ポピンズ」の舞台の余韻に浸る。結局28時近くまで動画を探したりいろいろしてた。次の日(3日目)は念願の(というか、このためにNYに来たと言ってもいい)「スパマロット」再見なので、早く頭を切り替えないといけないんだけど…。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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