Wiiと、DSと、世界の茶の間

2007年4月12日(木) 6:17:39

グーグルのGmailが携帯で見られるようになり、早速酷使。これはありがたいかも。複数のアカウントを全部携帯で見られることになる。携帯メールに転送設定した時みたいにいちいちブルブルいわないのも良い。

つか、グーグルとかヤフーとかが争ったり、放送と通信の融合がどうだとか言ってるうちに、横から、いきなり「nintendo」が茶の間(死語)をかっさらって行くのではないか、と、この頃なんとなく妄想している。

Wiiの「みんなで投票チャンネル」とか見ていると特に。これって画期的。「世界最大のアンケートマシン」と書いた記事があったけど、マジでネットとかテレビとかの枠を超えて世界を結んじゃっている。無料だし気軽だし、しかも警戒心も起こらない(出自がゲーム機なので)。そのうえ使用者は似顔絵のアバターまで持っている。うーむ、展開によってはセカンドライフなんか目じゃない可能性が見えてくる。

以前にも「これからの茶の間メディアってこのWiiの延長線上にありそうな予感」と書いたが、このWiiがそうなのかどうかは別にして、意外とこんな「第三のプレイヤー」がTVとネットとゲームをガッチャンコさせて世界の茶の間を結んでいくんじゃないかな。nintendoもどこかでそんな野心を持ってる気がする。ゲーマー向けの「PS3」よりハードルがグッと低いのも意識的っぽい。

ロンドンのD&ADアワードでは、審査員が審査するとき、nintendo DSが配られて、DSを使って投票したらしい。
DSも無線LANにつなぐと威力発揮するしなぁ(わが娘は「おいでよ どうぶつの森」で友達との通信プレイに夢中)。DSは小中学生の間では異様な普及率だし、大人も意外と持っている。DSがもうちょっとPDA的になり(もしくは携帯電話的になり)、茶の間のWiiと無線LAN連携しだすとこれまたすごいことになるかもしれない。

WiiとかDSとかって、ゲーム機の顔をしてヒトを油断させてはいるけど、意外と「10年後の中心メディア」だったりして。とか。妄想。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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