夜ハシゴに朝ハシゴに昼ハシゴ。

2006年10月 3日(火) 15:06:27

今日も休暇で札幌。明日の朝一で帰る。
というか、めちゃめちゃ暖かい。10月でこんなに暖かいのって…と、住民みんな驚いてるし。

それはともかく、全国から「ボケーボケーボケー」のお言葉ありがとうございました。というか、そーとー引かれたみたい(笑)。すいませんこんな奴で。でも今日は歳を考えて、昼のハシゴはスープカレー2軒だけにとどめましたっ!(すいませんすいません)

昨晩はあれから石狩市の「金大亭」へ。
明治13年創業の石狩鍋発祥の店。頭の先から尾っぽまで鮭のすべてを調理して食べさせてくれる。すごく鄙びたところにポツンとある日本家屋。明治大正の頃から変わっていない趣がそれだけでご馳走である。数多くの鮭料理が出たが、中でもメフン塩辛、とも和え、焼白子、心臓焼き、そして鮭なべ(石狩鍋)が印象的だった。ちょうど旬なので、朝獲れの鮭。昔のお大尽とかもここでこうして楽しんだのだろうなぁと感慨を覚えながら。

終わって札幌に帰り、みなと別れてひとり「ろばた大助」へハシゴ。
鮭のフルコースの後にいかがなものか、と、少しだけ胃袋への思いやりが頭をよぎったが、気がつくとカウンターに座っていた。ししゃもの刺身とかほっけとか軽く食べつつ熱燗。こういうさりげない店はホッとする。となりでカップルがケンカしてるのを聞きながら。

ということで結局昨日は6軒。スープカレーのハシゴはキツイことを実感(当たり前)。

今朝は朝早く起きて札幌中央卸売市場へ。
場外市場ではなくマルカ(丸果)センター内にある鮨屋「鮨の魚政」へ。市場に勤めていた方オススメの店だ。お、煮きりを塗ってくれる! お、ちゃんとした酢締めだ! お、安い! とニコニコ食べる。市場鮨としてはとってもマトモ。旅行中の朝ご飯に最適だ。その後場外に行き「北のグルメ亭」で買い物。鮭やホタテやホッケを買い、東京の家に発送する。買い物してる間に親しくなった店員に「食事は! 食事は!」と勧められ、小さい丼ならまぁ、とばかりに同経営の食堂へハシゴ。「少なめで」とお願いして海鮮丼をいただく。ご飯は少なめだったが具が恐竜戦車状態。朝から腹一杯。

ところで鮭って今や「秋鮭のブランド化」が流行って知ってました?
日高漁協の「銀聖」、羅臼漁協の「羅皇(らおう)」、大樹漁協の「樹煌士(きこうし」、雄武漁協の「雄宝(ゆうほう)」とかが並んでいる。それぞれ厳しい規格があるという。んー、どれも食べてみたいが、店の人と相談して今日は「雄宝」の雄の立派なのを。ちなみに産地である雄武は「オウム」と読むんだってさ。

一度ホテルに帰って休んだ後、お昼からスープカレー探訪へ。
まずは昨日のリベンジで「イエロー」。本当は14時からのシーフードスープカレーがうまいらしいのだが、14時だともうお腹一杯で味わえないと思うので、早めに行くことにした(今回一番楽しみにしていた店なので)。濃厚さとシャープさが見事なバランスで同居している。実に完成度が高いカレー。今回のトップクラス。次に「VOYAGE(ヴォイジュ)」。姉妹店である「ピカンティ」や「XY象SA(きさ)」と迷ったが、一番推薦が多かったココへ。ここは乱暴なくらいの迫力でヒタヒタと攻めてくる。なんつうかチゲに近い印象(赤いという意味ではない)。これはこれでうまいなぁ。マジスパと同路線でありながらより濃厚。うみゃあ。

朝に食べ過ぎたのがきいて、お腹の中ご飯だらけ。「ベンベラ・ネットワーク」というスープカレーの店にも行きたかったのだが泣く泣く断念。胃をいたわることにする(もう遅いか?)。
ええと、スープカレー体験も東京で食べた3軒を含めてこれで8軒か。なるべくパターンが違う店を狙ったこともあり、いろいろ見えてきた気がする。旅行者には「イエロー」や「ヴォイジュ」タイプがいいかも。

スープカレーの店選択では特に森崎博之さんと奥様のお知恵を拝借している。いま沖縄でロケをしている彼と札幌のボクとでケータイメールがばんばん飛び交い中。おもしろ便利な時代になったものである。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事