同胞としてちょっとは同情的な人がいてもいい

2003年5月 6日(火) 15:07:57

何通か批判は来るな、と思いながらエイヤと出しちゃった朝のメモ。来ました来ました。ご意見も含めて多数、どうもありがとう。すいませんね、気まで遣わせてしまって。

まず、自分もやりそうだから穏便にすませてやれ、という趣旨ではありません。厳しく糾弾するのは当然。ただ、ネットなどで、一般人の彼への批判がわりと手厳しいので、へ〜〜と思って書いた。爆弾で人を殺しまくり不発弾もばらまき事後処理もしていないアメリカはそこまで責められていないのに、同胞がああいうことをすると一気に正義感が燃え上がり世論が動くあたりがなんか納得がいかない。順序が違う気がしてならない。軽率で不勉強な記者は責めやすいから一気に責める。もともとの原因を作った巨大で強力なアメリカはそこまで厳しく責めない。別に弱い者いじめとまでは言わないけど、お手軽な人身御供にされたイメージ。そこらへんに本音の部分で違和感があるのです。それだけ。書き方下手でスイマセン。

そのうえで、遠きヨルダンで身柄拘束されている彼の四面楚歌な孤独を思い、同胞としてちょっとは同情的な人がいてもいいではないか、と思って書いた。不発弾を拾うのは彼が悪い。でも順序的には、アメリカがまず不発弾対策をするべき。せめて不発弾の形状と危険を知らせる警告文書を広くまわすべき。そういう無策を誰も責めない。うーむ。みなさんが言うことももちろんわかるけど、違和感が抜けないのよ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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