胃袋で感じた沖縄・沖縄やぎ地獄
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ISBN4-906380-77-8 | ISBN4-04-361401-2 |
コスモの本より 1999年6月26日発売 1500円 |
角川文庫より 2002年9月25日発売 533円 |
沖縄料理「食べまくりエッセイ」です。
「コスモの本」から1999年6月26日、全国書店で発売されました。ボクの単行本2冊目です。前作「うまひゃひゃさぬきうどん」が好評だったので、コスモの本が「次も!」と言ってくれたのでした。
内容は「沖縄の食」。
沖縄そば、ゴーヤー・チャンプルー、山羊汁、豆腐よう、テビチ、スヌイ、ミーバイ、ゆし豆腐、ポーク卵、タコライス、ぜんざい、クース・・・
とにかく魅力的な沖縄料理についての「食べまくりエッセイ」です。 タッチとしては、「うまひゃひゃさぬきうどん」からちょっとお笑い要素を減らした感じ、かな。いや、基本的にはお笑い系なんですけどね。
そして3年後、文庫化へ。
読んでくださった角川書店の浦谷さんがある日「面白かったです。文庫にしませんか?」とメールをくれまして、約3年後(文庫化は3年後、が通例です)の2002年9月に文庫化になりました。角川文庫からです。ありがたいことです。
文庫化 にあたり、「沖縄やぎ地獄」と改題。より派手に書店で目立つように、という考えです(笑)。
帯は椎名誠さんが書いてくださいました。
南の国はなんでもうまい。 沖縄の熱風とそこに暮らす人々の心意気がなんでもうまくしてしまうのだ。 探求心あふれるビッグイーターの熱いファイトがここちいい。
たいへん光栄で、うれしい出来事でした。
ちなみに目次はこんな風・・・
- トフギの謎
- ゴーヤー調教
- 大量食堂
- 「オリ生」発「クース」経由「うこん」行
- すばの細道(1)沖縄そばを攻めてみる
- すばの細道(2)独特すぎるその食感
- すばの細道(3)灰汁 vs カンスイ
- すばの細道(4)沖縄そばの秘密
- ひめゆり定食を食べながら
- 山羊地獄
- 汁物クリーンアップ
- 豚は長寿の素なのか
- 日本一苦い朝食
- 硬派でフィクサーな島豆腐
- 豆腐酔う
- キミはタコライスを知っているか
- 沖縄=ステーキという幻想が消えるとき
- 脳内ネーネーズ
いくつかの項目をこのホームページ内で読めるようにしました。
読みたい方は「沖縄スペシャル」へ。
2冊仲良く並んで平積み♪
おまけもついてます(単行本)。
エッセイだけでなく、実用的な部分もあります。
ボクが行った沖縄本島のお店の中で、あまりにひどいところを抜かした約100店をリストアップした「極私的沖縄料理店ガイド」もついています。一応5つ星で極私的に採点・コメントしてありますので、旅行の参考にしてください。
また、「試験に出るオキメシ語」と題した、知ってると便利な沖縄料理用語集も付録でつけました(1ページだけだけど)。最低限これだけ覚えれば沖縄料理店でも恥かかないよレベルの単語集です。どうぞご活用ください。