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すし処 ととや

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東京都中央区銀座3-11-7
03-3543-3324
17〜23(土日〜21)/月休
18000円〜


鮨。
歌舞伎座から近い立地の店としては、夜遅くまでやっている貴重な店。アフター歌舞伎でもちょっと立ち寄れる。


個人的にちょっと思い出に残っている店で、たぶん1994年頃(もう少し後かも)、母と妻と3人で行った店である。

何かの時にふと「おいしい鮨が食べてみたい」と漏らした母に、初めて高級鮨を奢った店なのだ。

この店に決めたのは、それまでに何度か行ったことがあり、ものすごく美味しいと思っていたから(当時は東京一だと思っていた)。
改めてある夜ひとりで行き、ご主人に「今度母を連れてきたいのでよろしく」とお願いしてから連れて行った(ちゃっかり妻もついてきたが、これは断れない)。

だいたいの予算は告げておいたものの、値段なんて母と妻が取る握りによる。トロウニトロウニトロトロトロ!とか攻められたら大きく予算オーバーだ。値段がはっきりしない高級鮨店で奢るドキドキで手が震える30代中盤のボク(笑)。だってまだそんな鮨を奢るほどの給料もらってなかったし、30代中盤って何かと物入りな年齢なのだ。

結局トロウニ攻撃は出ず、普通に食べてひとり平均14000円。
それは今考えればリーズナブルなのだが(だって銀座だし)、総額42000円と考えると「うわぁ散財したなぁ…。しばらくは社食かも」とか思ったのをリアルに覚えている(笑)

※その時はやはり少し安めだったようで、普通はひとり20000円前後する。


さて。
そういうことがあってからもたまに覗いたが、ご主人はボクが決死の思いで奢った一部始終を見ていながら、その後も実に素っ気無かった。入店時にニコッと笑ってくれるが、あとは素っ気無く静かに鮨を握る。

別に特別扱いしてくれなんてこれっぽっちも思わないし、どっちかというと素っ気無い店は好きなのだが、ボクが勝手に強く思い入れてしまった分だけ空回り。何と言っても鮨は対面商売。もうちょっと愛想がよくてもなぁ…。


でもこの店の鮨はおいしい。
赤酢、おぼろ、煮きりを使った正統江戸前。

小さめの握り。酢飯が固めで、口の中でのほぐれが気持ちよい。酢も塩も強めだが、握り全体だととても優しい味。どちらかというと女鮨。とても洗練されている。

秋に食べたクエ、みる貝、赤身など素晴らしかった。
でも、どの一品がうまかった、という印象よりも、食べ終わった後、全体で「おいしかったなぁ」とつぶやく感じの鮨である。

店のこぢんまり感も極私的に好き。
あの路地のマイナー加減がまずイイし、夜遅めまでやっているのもうれしい。

カウンターと小上がりのみの店だが、くつろげる。以前はいつ行っても小上がりが汚いのが気になったが今はスッキリきれいにされている。

器にも凝っている。日本酒の揃えもいい。
器については茅場町の「みかわ」のご主人に教えてもらっていると聞いた。

ご主人は最初のころよりずいぶん貫禄が出て、つけ場に仁王立ちする様はちょっと怖いくらい。
でも話しかけると優しい。このままあと10年20年たつと相当なガンコ親父系になりそうだけど(笑)


たぶん1994年ころ初訪問。再訪数回。2008年10月最新訪問。



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2006年08月23日(水) 23:20:38・リンク用URL

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