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すし蓑

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宮城県仙台市青葉区国分町2-12-19
022-714-7147
17.30〜23
日休


鮨。
仙台で有名な「蓑寿司」で修業したご主人が握るモダンな鮨。

靴を脱いで上がると思ったより小さな空間。カウンター8席には鮨好き(マニア?)っぽいひとり客も多く、巷の評判が伺われる。冷蔵ネタケースを置いてなくタネ箱を使用するのも地方としては珍しい。凛とした仕事場。おいしい期待が高まる。

お任せでお願いしたが、つまみが出たかと思うと握りが出て、握りが続いたかと思うとつまみに戻り、いろいろ変化をつけてくれる。しかも隣の客とかと順番も種類も違えてあったりして、近くの客の食べているものが気になって仕方がない(笑)。
空いてからご主人に聞いてみたら「お客さんの顔を見ながら、お客さんごとに出すものをすべて変えていくのが理想」とおっしゃる。なるほど。でもそれやっていると他のお客さんが食べたものが欲しくなっちゃって落ち着かないよ(笑)

つまみも握りも相当手が込んでいるもの。ご主人独自の工夫が感じられてとても好ましい。
昆布締めを多用する、炙りも多用する、という特徴があるが、昆布締めも炙りもちゃんと出来上がりとバランスを考えての使用なので文句はない。

ウニに始まり(濃厚なウニから始まるのはボクはあまり好きではないが、このウニが絶品で結果的にいい始まりだった)、かわはぎ、ブドウ海老、穴子炙りと来て、立派なマグロ。おおっと唸っているとすぐアワビ。これは食べ終わったあとに酢飯とのりで肝を和えて食べさせてくれた。これも絶品。
少し遅れてブドウ海老の内子が出て、このしろ、そい、まこがれいと締めものが続く。タイラ貝の磯辺焼きを近くの客が食べていたのでそれをリクエスト。番茶で煮た実に薫り高い煮タコを食べて、真鯛(うまい)やホッキ(素晴らしい)、白魚、目光りの焼き物などなど。あぁよく食べたなぁ。

握りは小振り、かつ、細かく手を入れてあって繊細。酢飯の酢は軽めな印象。全体に、ご主人の見た目と反して女鮨的やさしさがある。タネと酢飯のバランスは上々。煮きりや煮つめを使用してくれるのも地方としてはうれしい。

これだけ素材がいいものをたくさん食べて、地酒をわりといただいて、ひとり15000円は決して高くないと思う。銀座なら30000円だ。

ご主人、まん丸の福顔で、最初は少し話しかけにくかったものの、最後の方はとても打ち解けていい感じに。一見客にも、鮨を食べ慣れない客にも、常連客にも、旅行客にも、すべて分け隔てなく相対し、気持ちよい。

人気店なので予約必。


2008年4月訪問。



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2008年11月03日(月) 10:07:07・リンク用URL

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