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すきやばし次郎

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東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビルB1F
03-3535-3600
11.30〜14/17〜20.30/日祝休(土は昼のみ)
25000円
カード不可


鮨。
日本一の鮨屋としてつとに名高い。

ここで長く修業した水谷八郎氏が「次郎よこはま店」から銀座に移ってきた。よこはま店の終店間際に行き、「鮨 水谷」銀座開店日(05年1月12日)にラッキーにも一番客として行けたボクは、その味を舌が鮮明に覚えているうちに「次郎」と比べてみたいと、久々に再訪した(8年半ぶり)。

以前もそうだったが、今回も小野二郎氏の前に座れてラッキー(これは賭けに近い)。

酒も飲まず握りのみ、かなり真剣にいただいた。
結果。んー…。この店を日本一とおっしゃる方々がいっぱいいらっしゃるのは知りつつも、ボクは少し違う印象。これはもう相性とか好き嫌いの問題かもしれない。もちろんトップクラスのクオリティだし、味はさすがなものだと思うが、営業する店として「いい時間」や「楽しさ」があまりに足りないと思う。まぁある程度の年齢とある程度の常連度がいるのだろうけど、それにしてもあまりにも。

指のカタチに底が波打った握りは相変わらず美しい。
一見普通に見える中に隠された凄さとかも理解するし、職人の技も尊敬するけど、もう一度自腹で再訪するかと言われると躊躇する。

病後の小野さんは白いタートルを着て(喉を手術されたと水谷氏に聞いた)、おまかせで次々と21貫、かなりのスピードで握ってくれたが、なんか孤独な作業に没頭しているような握り方で、客としても楽しくない。それが一番大きいかな。くつろげないし、楽しくない感じ。
店内の清潔さは相変わらず素晴らしい(以前とイスが変わった気がする)。客はあまり無駄口を叩かず静かに食べ、その緊張感も静謐さも悪くない。でも、全体にストイックすぎ、客としてではなく修行として来た錯覚すら起こる。

大正14年生まれの小野さんももういい加減ご高齢。ひたすら握り続けている姿は感動的だし、高慢に偉ぶっているわけでも全くない。だから物怖じせずに一度食べに行かれることをオススメする。ある種日本の伝統芸だと思うので。

ちなみに、20分で食べ終わって25000円。昼でも同じ値段。ある程度の覚悟は必要。
あと、小野さんはお昼の一回転目はウォームアップがわりにすべてご自分で握るようだ。小野さんの握りを食べるなら、お昼の一番客を目指すといいらしい(息子さんが握っても値段はかわらないので…)。

96年8月初訪問。05年1月再訪。


すきやばし次郎
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2006年01月03日(火) 1:08:15・リンク用URL

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