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弁天山美家古

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東京都台東区浅草2-1-16
03-3844-0034
12〜14/17〜20/月・第3日休
夜:6000円〜/昼:2000円〜
カード可


鮨。「べんてんやまみやこ」。

1866年創業。華屋與兵衛が江戸前握りを発明したのが1824年というから、発明間もなくの開店。
江戸前寿司の三大始祖の一つとされる千住「みやこ」で修業した初代伊藤久助が浅草の現在の場所で店を開いたという。江戸の鮨屋で今も残る中では代表格。昔ながらの江戸前握り技術を味わうという意味で是非とも訪れたい名店だ。

その伝統とこの味を考えるとこの値段は安いと思う。大変リーズナブル。
お好みでも食べられるが、お得なコースもあり、お薦めは約8000円の弁天山コース。コース以外に追加してもコースから換算される一貫あたりの料金を越えないように会計してくれる誠実さ(もちろん注文するものによって違うけど、でも追加が異様に高くなる店が多い中、めちゃ誠実)。

仕事がしてある鮨ダネ。煮きりもうまい。特にコハダ、湯引きしてから漬けるヅケ、茹でたあと甘酢につけるエビ、真っ白に煮揚げる穴子など、どれもホッとする美味。酢飯が甘めに味付けされており、その甘さもなんとなく懐かしい。

ちょうど昭和の終わりに改装のため店を閉め、平成になって建て替えて再オープン。
改装してから雰囲気は普通になってしまい、店内も狭くなってしまった。改装する前はとってもいい雰囲気だった。「建て替えて狭くなるというのも珍しいですね」と五代目に話しかけたら笑って「狭くして良かったです。バブル期に広くしてつぶれた店いっぱいありますから」とのこと。

改装前は四代目がよく店内をぶらぶらしており「鮨はね、一口で食べちゃいけないんだ。半分噛む。そんで噛んだところを見るだろ、そうすっとシャリが均等に並んでるのがわかる。これを見なきゃいけねえ」などといろいろ講釈してくれた(ご隠居の自慢という感じで微笑ましかった)。握ってはくれなかった。四代目の握りを食ってみたかった。

切磋琢磨する鮨業界の中では時間が止まった店でもあり、少し物足りない部分も出てくるが、ここの鮨を食べないと江戸前は語れないという域に達しているのは確か。店内いろんなところにある中尾彬の書や絵が少しうるさい(笑)。店と合っていないとボクは思うけどなぁ。

95年11月初訪問。再訪4回。


弁天山美家古
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2006年01月03日(火) 0:41:35・リンク用URL

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