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藪蕎麦 宮本
静岡県島田市船木253-7
0547-38-2533
11.30〜16/月休
ざるそば(800円)、手挽きそば(800円)
蕎麦。
「池之端薮蕎麦」で9年修行したという宮本氏が打つ蕎麦。
石臼で自家製粉した香り高い蕎麦である。
ここの蕎麦を日本一と呼ぶ人も多く、東京や大阪からわざわざ食べにくる人も多いとか。
まぁボクはこの店のためにわざわざ行ったわけではなく、ちょっと遠い寄り道をしただけなのだが、遠回りして行った価値は十分に感じた。納得が行く美味である。
店は古い家屋を利用(もしくは移築)して作ってあり趣深く落ち着ける。
店内はとても清潔。広い土間があってそこで待つのだが(訪れたのは昼時で少々待ちが出た)、なんだかピシッと空気が張りつめており、みんな静かに待っている。古い民家なのにいい加減なところはどこにもない。清潔&清新。その張りつめた空気からして、すでに宮本氏の蕎麦が始まっている感じ。
で、その張りつめた空気がそのまま乗り移ってくる印象の蕎麦が食べられる。
「ざるそば」は香りがむせかえるように広がり強烈な印象。エッヂが立っていて見事。
玄そばを殻ごと挽きぐるみにした「手挽きそば」は実に瑞々しく、食べ終わるのが惜しかった。量がとても少ないのであっという間に終わってしまうのである。これなら二三枚は欲しいところ。
「天ぷらそば」は具がとてもよく出来ている。うまい。これなら「抜き」でも良かったかも。
ただ、ここまで香り高い蕎麦に対して、そばつゆは濃すぎると個人的には思った。
半分くらいはつゆにつけずにいただいた。
食器は骨董物を使っている。
素朴かつ洗練された蕎麦によく合っている。
また、この店は水酒という珍しい日本酒が出る。
銘柄は教えてくれないが、水のようにすぅっと消えていく美しい味(たとえば鄙願をもっと清らかにしたような)。蕎麦とよく合う日本酒だ。これを飲みながらゆっくりしたい店である。
ボクは9月に訪れた。
蕎麦としては厳しい季節に行ってこれだけうまかったから、冬の旬の時期に行ったらいったいどんな蕎麦が食べられるのだろう、と店を後にした。また再訪したい店である。
東名吉田インターを降りて5分程度北上すると「キラク」というパチンコ屋がある。そのはず向かいにある。
2000年9月訪問。
2006年09月19日(火) 18:36:44・リンク用URL
@satonao310