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可久弥
大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第一ビルB2F
06-6341-3325
18〜23
日祝休
7000円〜
小料理。
かくや、と読む。
大阪駅前第1ビルという古い雑居ビルの地下2階、という不利なロケーションにも関わらず、とってもおいしい雰囲気と料理をキープしつづけている小さな名店。
この店は1988年くらいから10年間くらいとてもよく通った。
雑居ビルなのに、ドアをくぐると全くそれを感じさせない非日常感も良かったし、カウンターのみの小料理屋でおいしいものを食べる楽しさを初めて教えてくれた店でもあったからだ。20代後半のボクにとって、それは実にハードルが高いものでもあったから、毎回が勉強、という感じであった。
カウンター内は美人姉妹がふたりでやっていた。
一時期お姉さんがご病気になり、妹さんがひとりでやっていたが、いまはどうなのだろう?
このふたりが醸し出すふんわりした空気感がこの店の真骨頂だろう。
ただ、丁寧に丁寧に料理しているせいか、カウンター(8〜9席)がいっぱいになると料理の出がとても滞る。それが欠点でもある。だから最初にいろいろ注文しておいて、あとはいいお酒(1990年代としては出色の品揃えであった)を飲みながらのんびり待つ、というのがこの店の客の心得。ボクは「繁枡」ばっかり飲んでいたなぁ。
あ、先に「おこわ」を注文して取っておいてもらう、というのも忘れずに。
油断するとすぐ売り切れてしまうので。
特に印象に残っている一品は「なすのずんた和え」「生鮭のきずし」「白魚唐揚げ」「ずいき」「ぬた」「五目納豆」「おこわ」など。刺身がうまいのは言うに及ばず。まぁどれを頼んでも(すごくびっくりする、ということはないものの)確実においしい。「うん、うまい」と頷ける。気軽な小料理屋としてはトップレベルの味だと思う。
うまい料理、うまい酒、親密な接客、こぢんまりした店内…と、ボクが好きな店の条件をすべて満たしている店。東京に転勤した今、なかなか行けないが、近くにあったらやっぱり通うだろうなぁ。
1988年ころ初訪問。再訪多数。
2006年12月31日(日) 18:06:01・リンク用URL
@satonao310