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鯛よし 百番

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大阪府大阪市西成区山王3-5-25
06-6632-0050
12〜23
月休
完全予約制


居酒屋。
昔のお大尽が遊興した飛田遊廓を改造して使っている店で、雰囲気だけなら日本一。
しかも安い。ただし味に期待してはいけない。

ここは居酒屋というよりも「観光名所」として紹介したい。
大阪勤務時代、東京とかから来る大阪初心者を何度この店に連れて行って驚愕させたことか(笑)

店へ向かう途中、店先にお婆さんやお姉さんがちょこんと座って客引きをする飛田新地を通り過ぎるのだが、まずはそこで驚愕するだろう。「日本にまだこんな場所があるのか…」と開いた口がふさがらない感じ。
無事にそこを通り過ぎると目を剥くド派手な一軒家に辿り着く。そこがこの「鯛よし 百番」だ。

ド派手といってもネオンぎらぎらと言うわけではなく、大正の渋いド派手さ。
大正初期に遊廓として建築され、実際に使われた建物を当時のまま使っているのである。その雰囲気たるやまさにタイムスリップ&カルチャーショックである。

玄関を入るといきなり日光東照宮の陽明門や住吉反橋があり、黄金色の応接間もあり、脈絡なく豪華な調度品があちらこちらに置いてある。ここでまた呆然。なんだこの(ある意味)趣味の悪さは!
でも、遊郭ですからね。それもお大尽用ですから。そう考えて自分をこの空気に溶けこませていくとだんだんこのセンスが気持ちよくなってくるから不思議。

廊下はすりきれた緋もうせん。ボロボロながらも当時を伝える襖絵。妙ちきりんな欄間。各所にある豪華なのか安っぽいのか理解に苦しむ飾り付け。
これをそのまま大正建築美術とは思わないし、大正ロマンとも違うと思うが、こういうセンスを楽しめる人であればこんなに楽しい「宴会場」はないであろう。

座敷はたくさんある。
小さいのから大きいのまで様々だが、予約時に指定できるなら、少人数の場合は「舟の間」がいい(舟型をした小上がりがついた座敷)。中人数なら「四十七士の間」(天井がいい)。大人数なら「一階の大広間」がオススメだ(とにかく豪華)。他には「紫式部の間」とか「由良の間」とか。
それぞれ襖絵から天井の絵から欄間から床の間から、すべてに凝りに凝っている。写真撮影大会になること請け合い。

宴会が終わってから、お願いすれば各部屋を案内してくれる(してくれなくても探検すればよい。怒られない)。あと、トイレ(清浄殿)もきっちり見学すること。天井まで豪華絢爛なトイレである。

料理は基本的に寄せ鍋コース。
飲んで食べて4〜5000円と安価。ただし味は普通なので期待しないこと。

あくまでも「雰囲気を楽しむ」宴会に向いている。
女性によっては「引いてしまう」ので、メンバーも選ぶこと。

あ、それと、慣れない人にはある意味「デインジャーな立地」なので、タクシーで店の前まで付けてもらう方がよい。
女性同士少人数とか興味本位でふざけながら、飛田新地を歩くのは避けた方がよい。回りの店もじろじろ眺めないこと。写真撮影などもってのほか(店内はいいけど、回りの店は絶対ダメ)。


95年3月初訪問。再訪多数。最終訪問99年11月。


鯛よし 百番
※クリックすると拡大表示

2007年01月03日(水) 14:43:00・リンク用URL

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