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味泉

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東京都中央区月島1-18-10
03-3534-8483
17.30〜23/日月祝休
6000円〜(いろいろ頼むと相当高くつくけど)


居酒屋。「あじせん」。

佃大橋を渡った月島の、川沿いに近い道にポツンとある小さな店。
夜、この暗い道を歩いていて遠くから灯りを見つけたときのときめきがわりと好き。あぁあそこに「味泉」がある、となんだかうれしくなる。

店内そんなに広くなく、客をギュッと詰めこんであってちょっと狭苦しいのであるが、その狭さも含めて、現在東京でもトップクラスにおいしく楽しい居酒屋のひとつであることは間違いはない。

まず日本酒。
雑誌で取り上げられるような「今が旬!」的売れ線を飲みたければこの店一店に来るだけで足りるであろうくらい、一度は飲んでみたいなと思っていた酒が揃っている。壁にずらりと日本酒メニューが貼られていて、それを見て迷い戸惑いながらいろいろ頼むのだ。この過程の楽しさこそこの店の大きな魅力のひとつだろう。そしてまたこれがうまいから次々に杯が進んでしまう。

肴もとてもいい。
酒と同じく壁一面にメニューが貼ってあるのだが、どれもこれも食べてみたくて身をよじる。そして食べるとたいてい裏切られない。
季節の刺身がまず絶品。ここで春に食べたトリガイが忘れられない。仕入れがいいのだろう。定番は煮穴子。これは先にお取り置きしておく人がいるくらい。他にもうまい一品がいっぱい。野菜系も含めて産地が明記してあり、その土地のことなど思い浮かべながらいろいろ頼む。これもこの店の魅力だなぁ。単なるトマトスライスや、〆のおにぎりまでちゃんとうまいから驚いてしまう。

全体に味はシャープな方向ではなく素朴な居酒屋料理タイプ。
丁寧に素材に向き合ってしっかり作っている料理群。とても誠意が感じられて、なんだかこちらの心も豊かになってくる。

サービスに立つおばちゃんがちょっと怖い時もあるが、それもまた味のうち。
とにかく、壁一面のメニューを見上げて、あれもこれもと頼む瞬間を楽しみたくて、また来てしまう。ボクにとってここはそんな店だ。

02年3月初訪問。再訪多数。


味泉
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2006年01月22日(日) 19:09:58・リンク用URL

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