トップ > おいしい店リスト > さとなおの好きな店リスト > S

lv4.gif

東京都港区西新橋3-15-12
03-5733-3212
11.30〜14/18〜21.30
日祝休(土曜夜のみ)
コース:3800円
愛宕山東急インの向かいの小道を入ってすぐ。


フレンチ。
エス。

ソムリエ田崎真也プロデュースのレストラン。
真也のSでもあり、ソムリエのS、サロンのS、サービスのSでもあるようだ。
「ソムリエ、サロン、サービス」。ここに彼のレストランへの考え方が見えている。有名料理関係者プロデュースの店はひどいのも多いが、この店は彼のプロ意識が全面に出たとてもいいレストランだ。

内容は実に立派としか言いようがない。
3800円のコースのみで、アミューズ・前菜・メイン・デザート・ティー・プチフールの構成。
前菜・メイン各15品、デザート8品の中から選べる。

量はかなりしっかり。
たとえば鰻の赤ワイン煮など、20cmくらいの鰻の丸切りが3本出てきたりする。ウサギのローストも20cm幅くらいのが薄切りで8枚くらい。仔羊の網焼きも小学生の拳程度の固まりふたつ。同行した女性(少食)はメインを少し残していた。そのくらいの量は普通に出る。

で、味もとてもいい。
ちょっと濃いめの味付けで、食材の質に頼らずにおいしく感じられるようにしているのかなぁと思う部分もあったが、そんなこと重箱の隅つつきすぎ。この値段でこれだけの味が楽しめれば十二分に満足だ。というか、濃いめの味付けがとてもワインに合う。そっちを意識して作られているのだろう。

ワインの品揃えは第三世界を含めて300種以上。
すべて3800円。
つまり「ワインは料理のコースと同価格くらいが適当」という田崎氏の考え方がここでも出ている(深く同感)。そしてソムリエ世界一に恥じないような品揃えを実現している。3800円とは思えぬ質の品揃えで目を見張る。
ちなみにグラスワインもあり、リクエストすればもっと高価なワインも頼めるようだ。

常に満席なのでサービス陣はバタバタしているが、プロ意識は徹底しているようで特に不満はない。
田崎氏は店にはいないが、全日本最優秀ソムリエの阿部誠氏が支配人として入り口付近から客席に目を光らせている。インテリアは黒で統一。安価な店にありがちの紙ナプキンや紙テーブルクロスとかではなく、それぞれちゃんとしている(ナプキンは黒のコットンで、クロスは疑似レザーだったと思う)。
食器もそれなりの高級感。チーズが種類に寄らず1グラム15円という値付けも面白いし新しい。ちょっとだけ食べたいのに1000円とか取られる店が多く不満だったのだ。チーズの品揃えもとてもよい(「フェルミエ」がすぐ近くにあるしね)。食後のお茶はハーブティもある。

あぁ、こんなにすごいことされちゃうと、他のレストラン、言い訳できないよなぁ。
コース5000円以上でもっと内容に乏しい店をいっぱい知っているぞ。もちろん3800円で回せるように、悪くいえば「いろんなごまかし」があるのだろうが、そこを客に見せず、しっかりシアワセな気持ちにしてくれる。

欠点を言うと、客層がちょっと…。
安価なこともあってか居酒屋気分でわんわん話す女性グループ多し。声を張り上げないと同行者と会話が出来ないくらい。ちょい疲れる。吸音材とかの手当てが必要かも(笑)。
また、遅めに行くと品切れメニューが多いのも残念。
そしてワイン。「ワインは料理のコースと同価格くらいが適当」という考え方には深く賛同するが、ボク的には「ワインは料理のコースと同価格"以下"が適当」なのだ。3800円のコースには2000円とか3000円とかのワインが適当かと思う。その辺の価格帯でいいものを少々用意してくれたらいいなぁと思う。

このレストランは昼も同値段のサービスなので、昼(静かな客多し)にゆっくり楽しむのも一手かもしれない。
50席程度。奥に個室あり。


02年9月初訪問。再訪3回。(上記は03年9月の感想)


S
※クリックすると拡大表示

2006年08月23日(水) 20:30:16・リンク用URL

ページの先頭に戻る

メニュー

Follow satonao310 on Twitter @satonao310

satonao [at] satonao.com
スパム対策を強化しているので、メールが戻ってきちゃう場合があります。その場合は、satonao310 [at] gmail.com へ。

ページの先頭に戻る

Google Sitemaps用XML自動生成ツール