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春秋
東京都港区南青山7-14-5
03-3407-4683
18〜24(土祝〜23)/日休
15000円〜
予約必・カード可
上海料理。しゅんじゅう。
ヌーベルシノワの先駆店のひとつだが、それは多皿構成という意味において。
大皿を回転テーブルで回す中華料理ばかりであった1990年代では珍しい存在だった。でもそれは、客においしいものを多種類食べてもらおうと思うシェフのサービス精神から自然と多皿構成になっていった感じで、料理は決してヌーベルシノワ的「軽い」ものではない。
おまかせ(15000円程度)しかない。
でも決して固定したメニューではなく、その日仕入れた食材 & 客の好みによって、臨機応変・自由奔放に変わっていく。小柄で美人のマダムと相談してコースを組み立てる短い時間が特に楽しい。
一見とても高額そうに思えるが、出てくる食材がアワビだったりフカヒレだったりのオンパレードで、食後には「お得だったなあ」と思えるだろう。とはいえバブリーなコケオドシではなく、ちゃんとメリハリを考えられた納得のいくコース構成。好き嫌いや気分を伝えてあとは大舟に乗ろう。量が少ないと思うこともあるが、チャーハン(うまい)の追加などもきく。
まかせておいて安心な店である。
料理はどれもツボを心得たおいしさで印象に残る味。
煮込み物、蒸し物が特に印象に残っている。本場の味プラス少し日本人受けを狙った演出という感じだが、そこがまさに「ツボ」。心憎いまでに心得た味付けだ。
食器が和食器なのも象徴的。
日本で出す中国料理はこれでいい、という割り切りと美的感覚が感じられる。目でも美味しい。
インテリアは無機質なクールさと和の暖かさを両方取り入れたもの。
オシャレでモダンである。引き戸を閉めると個室も出来上がる。
小柄で美人のマダムとその妹さんのサービスは温かく優しいもの。つかず離れず気持ちがいい。小さな店だが目が隅々まで行き届いているのを感じられる造り。
98年5月初訪問。再訪数回。
2006年08月18日(金) 8:38:29・リンク用URL
@satonao310