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奇珍

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神奈川県横浜市中区麦田町2-44
045-641-4994
11.30〜15/17〜21(日祝11.30〜21)
木休


中国料理。
きちん。「奇珍楼」という店名だという説もあるが、看板も店のマッチも「奇珍」と書いてあるので、ここでは「奇珍」でご紹介。キッチン、から取っているのかも。

はじめにお断りしておくが、相当B級である。
でも、昭和30年代以前の生まれの人にはうれしいし楽しい店だと思う。
こういう昭和な感じがわからない人には楽しめないと思うし、おいしいとも思わないかもしれない。

横浜中華街や石川町周辺で中国料理を食べようと思うとき、ちょっと足を伸ばしてボクはこの店に行く。
石川町から歩いて15分ほどしてしまうし、そろそろ本牧かなぁという感じで不便なのだけど、中華街で中途半端な中国料理を食べるくらいなら、トンネル越えててくてく歩いて「奇珍」に行くのである(石川町南口を降りて元町商店街の入り口の大通りを右折。2つあるトンネルのどっちでもいいから潜って、信号3つ目の右角あたり)。

大正7年創業の老舗で、店内はほぼ当時のまんまらしい。実に趣深い。
古くさくて大衆的なんだけどどこかモダンな匂いがする。これだけでご馳走って感じの店。白衣のおばちゃんたちのサービスも乱暴だけど親切でこれもなんか懐かしい。

んでもって、料理の味がこれまた超懐かしい。昔のご馳走味である。

平成の世なら「B級」と呼ばれてしまう懐かしい昭和初期の中華味。
でもこれ、大正時代ならきっとご馳走味。かなり甘めの味付けで、あの頃だったらモダンだっただろうなと遠い目にさせてしまうような味なのだ。
チャーハンとか取ると泣ける。甘くてべちゃべちゃで(笑)。でも有無を言わせず旨い。娘なんか「おいしー!」とばくばく食べていた。お皿でなく丼に大盛りで入ってくる感じも賄いっぽくていい。ついてくる中華スープがまた泣ける。あぁ子供のころの中華スープだぁ…。

ラーメンやタンメンもなかなか良い。
相当な極細麺です。シンプルかつ懐深い味。麺は自家製手打ち麺らしい。大きなメンマとネギがうまい。サンマーメンもいいし、塩味のシンプルな五目ソバも捨てがたい。竹の子ソバも。

一品では、多くの地元民が頼んでいるのが「アゲワンタン」。
パリパリと食べる。数枚食べると飽きが来るような脂っぽい味なんだけど、どうしても数枚かじりたくなる味だ。とはいえ一品で取ると大量に来ちゃうので持ち帰りのドギーバッグを作ってもらうのがいいかもしれない(これをテイクアウトするためだけに来店していた客がいた)。

あと、タレにつけて食べる「肉団子」もいい。
中がしっとりあっさりしていて(生姜が利いている感じ)うまい。これも量がとても多いので数人で行ってシェアしないととても無理。あ、あと「シュウマイ」も名物。超シンプルなシュウマイだけど、クセになる味。

ま、とにかく量が多いので、オーダーは慎重に。

あ、それと、夏〜秋は「生ザーサイ」をつまみにどうぞ。
塩辛いけど、これだけでビール3本飲めるうまさ。最高のおつまみだ。

大正・昭和を感じつつ、その頃の日本人の逝きし面影を追いつつ、懐かしい味を楽しめる人限定で、オススメ。

2003年8月初訪問。再訪数回。



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2008年01月01日(火) 8:49:03・リンク用URL

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