フェアであり続けようとする精神

2002年9月19日(木) 18:42:55

ボクは非国民らしい(笑

くわしくは書かないけど、昨晩深夜このメモをアップしてから速攻で数通強い非難メールをいただき、身の危険を感じると共にぐったり落ち込んで寝たのだけど、今朝からは温かい賛同メールが圧倒的に舞い込みはじめ、立ち直れた。ひと言でもそう伝えてくれると微妙な問題に言及した甲斐がある(というか、実に普通で常識的なことしか書いてないと自分では思っているのだけど)。ありがとう。つか、まだ賛同メール受付中(笑 ←だって非難メールってそれはそれは激しいんだもん

ボクのメモ程度の発言でも「この非国民が!」になってしまうのだから、同時多発テロ当時のバーバラ・リーやノーム・チョムスキーへの風当たりは想像を絶するな。チョムスキーに至っては当時のあの空気の中で「アメリカに報復する資格はない」とまで言い切っている。いまの日本で言えば「日本に怒る資格はない」と言い切るみたいなもの。その勇気と高志と「フェアであり続けようとする精神」に心から敬意を表すると同時に、少々口汚い非難メールをもらったからって落ち込んだ自分を情けなく思う。

たった数十年前、日本はまさに「北朝鮮的」であったのだ

2002年9月19日(木) 2:08:50

繰り返すが、拉致被害者のご家族に対する同情の念は、同じく子どもを持つ親として、他人に負けないくらい強い。その長い祈りの年月を想うと涙が出る。

その上でもう一度書くが、我々日本人は一方的被害者ではない。たった数十年前、日本はまさに「北朝鮮的」であったのだ。朝鮮半島から数多くの人を拉致連行し、働かせ、その生死に無関心を装い、その多くは日本で(私刑を含め)客死している事実をまるで無視して「拉致をするような非人間的な国を許すな!」とか必要以上に騒ぐのはあまりに恥ずかしくないか。自分たちが非人間的だったことは棚に上げるのか。戦争中だったから、植民地だったから仕方なかったとでも言うのか。

拉致はもちろん非人間的なことであり、繰り返されるべきではない。拉致を許せと言っているのではまるでない。
が、他民族に対してやったことを顧みず、自分たちがやられたことばかりにエキセントリックに反応する姿は、アメリカ人のテロへの反応とほとんど変わらない。ブッシュを笑えない。理性的でも知性的でもない。

我々は一方的被害者なのではない

2002年9月18日(水) 11:26:55

拉致被害者のご家族が感情的になるのは当たり前だし、人間だから十二分に同情するが、それに引きずられて我々まで感情的になると物事の本質を見誤る。情に訴える報道には気をつけて接する必要がある。
第二次世界大戦当時、日本は朝鮮半島から90万とも言われる人々を「拉致」し連行した。謝罪も補償もしていない。我々は一方的被害者なのではない。
アメリカと北朝鮮はいまだ休戦状態で、終戦に至っていない。間に挟まれた日本はアメリカ同盟国。北朝鮮から見たらどう見えるか。そして首都東京が北朝鮮から射程距離にある現実をどうすべきだったか。
その現状を打破しつつ、拉致問題の謝罪まで引き出した首相の行動はどう評価されるべきか。歴代首相がびびってまったく触れもしなかった拉致問題解決というカードを持って単身乗り込んだ彼の勇気を国民はどう評価すべきか。射程距離にある「敵国」に対して我々は何を得たかったのか。
すさまじくハイブロウな外交だったとボクは評価しているのだが。

熱く語れ!

2002年9月17日(火) 11:37:10

いままで「さぬきうどん、私も行ってきました!」と、紀行文をメールでいっぱい読ませていただき、ひとりで「うはは」と楽しんでいたのだけど、ある掲示板のきっかけから「まとめたら面白いかも」といまさらながらに気がつき、そういうページを作ることにしました。
http://www.satonao.com/special/sanuki.html
↑ここの一番下から行けます。
いままでメールでくださったアナタ! ぜひ投稿してください。過去の受信簿探してアナタに「公開していい?」ってメール出すの無理なので、出来れば投稿フォームからよろしくお願いします。ね?もう書き終わっているんだからさぁ、ぜひ。
この夏行った方とかも最新情報とか待ってます。特にサイトお持ちじゃない方。ここに酔狂ツアーを人生の記録として残しませんか? とりあえずボクが生きているうちはこのサイトは続くので、記録所としてはなかなかですよ。
ということで、投稿ページ直はこちらからです。
http://www.satonao.com/special/sanuki/tour/tourform.html

「アイス工房メーリア」

2002年9月16日(月) 13:45:09

昨日は東戸塚(横浜)の知り合いの家に。一時期保土ヶ谷に住んでいたボクは東戸塚にまだ駅がなかった頃のあそこらへんを知っているから、東戸塚の駅前の発展ぶりにかなりびっくりした。うーむ。
とはいえ、まだ駅すぐ近くに牛舎なども残っていて、その牧場で取れた新鮮なミルクから作ったアイスクリームを直売していたり。その、駅から徒歩3分の「アイス工房メーリア」で食べたアイスは久しぶりのヒットだった。キャラメルやミルクの強い味。シャーベットも果物本来の香りが強く香り美味。東戸塚周辺にお住まいの方には大オススメだ(って、地元ではもう超有名らしいが)。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。