初ソウル(3)6軒食べた

2004年11月15日(月) 11:08:27


結局昨日は6軒。朝メシにソルロンタン(牛骨スープ)、昼メシにスンドゥブチゲ(豆腐鍋)、夕メシにプテチゲ(部隊鍋)、夜メシにデジカルビ(豚焼肉)、深夜メシにメウンタン(海鮮鍋)、そしてバーでひと飲み。食い過ぎ? 全部印象的だったが、特にびっくり美味だったのはデジカルビ。ソウルでも一番と紹介されたその店は地元民で溢れかえる安い店で、それはもうめちゃうまな上に7人で9000円と激安。参りました。実にうまかった。

スンドゥブはかぜ耕士さんがLAで食べたのが忘れられないと言っていたけど、実はLAの方がスンドゥブはうまいとソウルでも言われているらしい(笑)。で、LAのチェーン店がこっちで出来て、それが流行っているとか。昨日は違う店に入ったけど、これも日本で味わう数倍美味。
プテチゲは残り物みたいのをいろいろ入れた上にインスタントラーメンを入れる辛い鍋(麺だけ入れる)。このインスタントラーメンが意外とチゲに合ってうまいのだ。こっちのラーメン屋はインスタントラーメンを使っているのがわりと普通と聞いた。でもチゲに入れるとここまで引き立つとはなぁ。家でやってみよう。

京東市場と馬場洞畜産物市場と長安坪に足を伸ばしたが日曜で少ししか開いてなかった。特に馬場洞はすさまじい雰囲気らしいので(牛の頭とかポンと置いてあったり通路が血まみれだったりするらしい)、ちょっと期待したのだが残念。その後、仕事の下調べにデパートとか電気屋も回った。だいぶソウルの消費事情が掴めてきた。今日から三日間が本番。

初ソウル(2)キムチ人生の中のトップ

2004年11月14日(日) 10:58:41


朝7時に起きてゆっくり風呂。メールチェックしたあと、メールでもオススメされた「シンソン・ソルロンタン」へひとりで朝飯に。
日曜朝の明洞は人影もまばらで、歩いているのは日本人らしきヒトばかり。「イムン・ソルロンタン」という創業100年の老舗にするかここにするか迷ったが「イムン」はこってり濃くて「シンソン」はあっさり薄味とヤンさんに教えてもらい、なんとなく今日はあっさりで行くことに(メールでも強くオススメしてあったし)。いやうまかった。チェーン化を始めた店らしく少し心配したが、滋味溢れとても満足。これもボクの中のソルロンタン基準味にすることにする。舌よ忘れるな!
びっくりしたのがキムチ。もっと家庭的な店の方がうまいだろうと見くびっていたが、いままでの薄っぺらいキムチ人生の中ではとりあえずトップクラスにうまいと感じた。最初は甘く、飲み込んだころに後味として辛みがじわじわ上がってくる。酸味は奥に謙虚に隠れているが、その謙虚さがバランス良いアピールになっている。それよりなにより塩辛の香ばしい香りが効いている。あぁ日本ではこの塩辛の味が足りなかったのかもと嘆息。なるほどぉ。でもこれ以降、帰るまで、どんどんキムチ・ランキングは変わっていくんだろうなぁ。楽しみだ。
朝からがばがばキムチを食べるなんて日本ではなかなか出来ない(その後の口臭とかを考えると)。でもソウルだと気にならないのでバリバリと腹一杯食す。うめえ。ソルロンタンに混ぜてもうめえ。そのうえに白飯を混ぜてもうめえ。
すっかり満足して店を出たら横にセブンイレブンがあったので入って品揃えを比較。韓国ではあまり人気がないと言われるカレーのレトルトが意外と多く並んでいるのにビックリ。あ、それと、おにぎりが日本と同じくらい大きなスペースで並んでいる。へぇ〜。

初ソウル(1)舌よ忘れるな

2004年11月13日(土) 22:26:22


初めてのソウル。もっとどこもかしこもキムチ臭いかと思っていたがそれほどでもなく(空港から乗ったタクシーの中はすごく匂った)、あっという間に慣れてしまった。街もハングル以外は違和感なし。東京と微妙にファッションセンスが違うところもおもしろく、ちょっと昭和の活気を感じさせる街をいろいろ見て歩く。

まずは観光客にも地元客にもそこそこ人気という「土俗村」で烏骨鶏の黒いサンゲタン。塩辛がちゃんと効いたキムチもうまい。タクシーの運転手は「あそこのサムゲタンは少し観光客向きすぎ。別々に煮て持ってくるからね」と警告したが、そのあと会った日本留学経験者かつロケコーディネーターのヤンさんは「そうは言ってもやっぱりソウルでは上の方のレベル。ちゃんとおいしいと思います」と言う。とりあえず自分の中のサムゲタン基準をここに引き上げておくことにする。舌よ忘れるな。

仁寺洞でいろんな店をアンティーク中心に眺めて歩き、コチジャンの甘辛がおいしいトッポッキをつまみ食いし、庶民的な広蔵市場で食材や屋台のバリエに驚き、土曜名物超渋滞をくぐり抜けて、学生で賑わう新村の「ピョクゼカルビ」で生カルビ。最初はヤンさん大推薦の海鮮チゲを食べに行くはずだったが、車の中で会話していたら急に全員カルビモードになってしまい、まずはここでカルビを食べたあとハシゴしようと決定。この店は自家牧場の韓国産牛肉を100%使っていて、200gで50000ウォンもするだけあって肉自体はソウルトップクラスと言われているらしいが、まぁこの味レベルははっきり言うと日本でも食べられる。ただ、店のヒトの肉の焼き方や、サンチュやエゴマの葉でくるむ時の食材の合わせ方などが実に上手なため、味が数倍に変化する。うま〜。思わず食べ過ぎてハシゴを諦める羽目に。つか韓国は最低オーダーが二人前からなので、ハシゴがしづらいなぁ…。

「オー・グー・ドゥ・ジュール・メルヴェイユ」

2004年11月13日(土) 7:49:14


昨晩は中村さんへんさん安ワイン道場師範がぶ飲み主や磯子さんらと日本橋の「オー・グー・ドゥ・ジュール・メルヴェイユ」でフレンチ。一年に一回くらい会うメンツだけど、マニア度がいい意味で極端に深いので、普通の世界から久しぶりに潜りにいくと最初は酸欠になる感じ。だんだん慣れてきて、あぁこういう世界だったなぁそうだそうだ、と泳ぎ出す頃にはもうデザートになっている。そこらへんで緊急の仕事が電話で入り、途中で抜けてしまったが、なんだかこのごろ酒への情熱が減っているボクとしてはちょっと複雑な感じ。酔っているときより素面のときの方がいまは好きだからなぁ。いままでの酒量が多すぎたのもあるかもしれないが、あの頃の酒イノチなメンタリティはいまはない。

ということで、いまから極寒ソウルへ行ってきます。昨日のメンツのある人からは「佐藤さんは絶対好きだし、はまると思うよ」と言われ、ある人からは「加害者意識は簡単には抜けませんよ」と釘をさされた。うん、素直に胸襟開いていろいろ感じてこようと思います。

明日からソウル

2004年11月12日(金) 7:44:10


たくさんの方の情報を手に、明日からソウル。なかなかお返事出せてませんが、全部プリントアウトして持って歩きます。どうもありがとうございます。
ただし、どうも今年は寒い海外に縁があるようで、ソウルが実に冷え込み中。明日の最低気温が-4℃。火曜は-7℃まで冷え込みよるとの予報。死む〜。9キロもの脂肪を脱いじゃったばかりだし、体調も下降気味。まいったな。毎晩チゲになっちゃうかも。

昨日11月11日は「チーズの日」だったらしく、優子もイベント裏方として一日中仕事して疲れ果てて帰ってきた。shinoさん作のビーズネックレスを初めてしていったそうだが、これがとても好評だったそうだ。shinoさんさすが!

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。