鮨「與兵衛」の小宇宙

2005年1月29日(土) 17:51:52

昨晩は「與兵衛」で鮨。ひとつひとつの完成度の高さに改めて感銘。一貫の小宇宙。「サヨリがなくなる前にいらっしゃい」と人づてに伝えられて急いで出かけたのだが、おぼろをかましたサヨリも期待通りで満足。「與兵衛に連れてって」と数人から言われているのだが、えーと順番にお誘いしますので。

ちょっと飲み過ぎ、土曜午前中はダラダラしていたが、午後はひたすら校正。夜も深夜も校正。日曜も一日中校正の予定。もしかしたら気晴らしに家族で「パッチギ!」を観に行くかもしれない。「カンフー・ハッスル」も観たい。数人から薦められている「ベルリンフィルと子どもたち」も観たいし、「レイ」も観たい。急がないと終わっちゃうのは「ベルリン〜」か…。

「it」の打ち上げ

2005年1月28日(金) 9:12:35

昨晩は去年1月〜3月の地獄の撮影編集作業の打ち上げ(例のプラハやNYに長逗留した「it」のロケ)。10ヶ月ぶりにやっと打ち上げ。でもこの10ヶ月という時間が、あの地獄体験を極楽な思い出に変えてくれ、みんな笑顔で「楽しかったね!」と話せるようになっており、逆に良かったかも。直後に打ち上げていたら「あぁしんどかった…」と嘆息で終わっていたかもしんない。
アメリカからもメッセージが届き、あの日々がリアルに思い出されてくる。去年の今日、NYは大雪。「Blue Hill」で夕飯をみんなで食べたんだった。さなメモに全部書いてあるので思い出すのも楽。日記つけてるとこういうとき便利。

帰ってから、台湾出張中に録画しておいたNHKブックレビューの、さとうさとるインタビューを見る。動いてるご本人、初めて見たよ。カクシャクとしてご立派。あぁこの右手があの物語を書いたのか、とマジマジ見てしまった。あなたのおかげでボクは素晴らしい時間を何百時間と過ごせました。どうもありがとうございます。と、テレビに最敬礼。

台湾(5)帰国

2005年1月27日(木) 8:00:03

帰国。台北のホテルを11時30分に出たのに、成田経由ということもあって、東京の我が家に帰ってきたのは夜7時30分すぎ。ヒコーキにはたった2時間20分しか乗っていないのに約8時間の移動。近いようで遠い台湾。

帰ったら原稿の校正がドンッと送られてきていた。あと10日で全部直して返さないといけない。ざっと読んでみたが、アラが目立ちまくり。どこから手をつければいいかわからん状態。呆然と北の空を追う。とにかく1ページずつ丁寧に仕上げていくしかない。

ソウルではいくら食べても太らなかったのに、台北ではちょっと食べただけなのに2キロ太っていた。カプサイシンかな。油量の違いかな。ま、2週間あれば戻せる自信があるが。←ダイエットに関しては呆然としないらしい。

台湾(4)「鼎泰豊本店」と「京鼎小館」

2005年1月26日(水) 14:20:47

台湾の空港ラウンジの無線LANより。
ご推察のとおり、京鼎小館で10個食べてきた。食べ終わってから「あ、もっといける」と思い、烏龍茶小籠包というのを頼みかけたが、時計と相談して断念。朝のせいか客が少なく、作るのにわりと時間がかかっていたのだ。その分作りたての熱々が食べられたけど。
複数の現地人からは「結局、鼎泰豊の方がおいしい。京鼎小館はムラがあるし…」と言われ、複数の日本人からは「鼎泰豊より京鼎小館の方がおいしい」と勧められた。その理由はたぶんコクのあり方が日本人好みだということだと思われる。ちょっと若者ウケするコクというか、脂っけというか…。とてもわかりやすい小籠包だと思うし、実際ボクもこちらの方がうまいと思ったな。

台湾(3)台湾人のパーティって大変愉快

2005年1月26日(水) 10:01:13

「先生」というのは単に「〜さん」ですよ。先生の意は老師です。というツッコミメールがたくさん。はは。どもども。佐藤尚之老師と書かれたらもっとイヤだっただろうなぁ。なんとなく老師っぽい風貌なので。あ、それと、泊まっている「台北商旅」を約15000円と書いたけど、ボクは仕事関係で安く泊まれているようです。実際はもう少し高い値段みたいなのでご注意を。

相変わらず外は22℃とかの台湾。でも屋内はクーラーが効いていてたいてい寒い。仕事場ではフリースとか着込み、外に出るとシャツ一枚。なんか変なのである。
昨日は朝からずぅっと会議&意見交換。疲れたけど、台湾人の気質とかに直接触れられて楽しかった。台湾人はきっちり自己主張するので、会議中も物怖じせずどんどん発言する。しかもめちゃ明るい。気持ちよく意見交換が進む。まぁかなりのコピー文化でもあるので慎重になりつつだけど、なんだか爽快だった。
昨晩、仕事中に40すぎの男性社員が心臓発作で亡くなったらしい。今日はその件で会社中がなにやらワサワサしていた。会議途中で3分の黙祷。ボクもいつ死んでもおかしくないと気持ちを新たにする。今日がその日かもしれない。毎日そう言い聞かせて生きている。

昼は「鼎泰豊 本店」へ。NYTimes紙が世界十大レストランのひとつに選んだという小籠包の有名店で日本にもたくさん支店がある。40分並んで入店。味は…うーむ、期待しすぎたかも。友人やメールから「京鼎小館」を勧められていたが、現地人数人から「そこもうまいけど、結局、鼎泰豊が一番ですよ」と言われたのでとりあえずココにした。鶏スープと蝦仁焼売と豚肉チャーハンと豆沙小包が美味だった。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。