台湾(3)台湾人のパーティって大変愉快

2005年1月26日(水) 10:01:13

「先生」というのは単に「〜さん」ですよ。先生の意は老師です。というツッコミメールがたくさん。はは。どもども。佐藤尚之老師と書かれたらもっとイヤだっただろうなぁ。なんとなく老師っぽい風貌なので。あ、それと、泊まっている「台北商旅」を約15000円と書いたけど、ボクは仕事関係で安く泊まれているようです。実際はもう少し高い値段みたいなのでご注意を。

相変わらず外は22℃とかの台湾。でも屋内はクーラーが効いていてたいてい寒い。仕事場ではフリースとか着込み、外に出るとシャツ一枚。なんか変なのである。
昨日は朝からずぅっと会議&意見交換。疲れたけど、台湾人の気質とかに直接触れられて楽しかった。台湾人はきっちり自己主張するので、会議中も物怖じせずどんどん発言する。しかもめちゃ明るい。気持ちよく意見交換が進む。まぁかなりのコピー文化でもあるので慎重になりつつだけど、なんだか爽快だった。
昨晩、仕事中に40すぎの男性社員が心臓発作で亡くなったらしい。今日はその件で会社中がなにやらワサワサしていた。会議途中で3分の黙祷。ボクもいつ死んでもおかしくないと気持ちを新たにする。今日がその日かもしれない。毎日そう言い聞かせて生きている。

昼は「鼎泰豊 本店」へ。NYTimes紙が世界十大レストランのひとつに選んだという小籠包の有名店で日本にもたくさん支店がある。40分並んで入店。味は…うーむ、期待しすぎたかも。友人やメールから「京鼎小館」を勧められていたが、現地人数人から「そこもうまいけど、結局、鼎泰豊が一番ですよ」と言われたのでとりあえずココにした。鶏スープと蝦仁焼売と豚肉チャーハンと豆沙小包が美味だった。

昨晩は台湾最後の夜なのでひとりでガシガシ喰い歩こうと決めていたのだが、なんと昨晩がよりによってこの会社の忘年会だという(台湾は旧暦なのでいまが年末)。ホテルで大パーティするから参加しろとほぼ強要。ゲゲ。日本でも忘年会なんてほとんど参加しないのに…台湾最後の夜がパーティ料理かよ、と我が運命を呪ったのだが、実際はこれがまた実に得難い経験だったのだ。ラッキー。
つか、台湾人っておもしれーのである。200人弱のパーティだったが、その盛り上がりたるや唖然とするしかないレベル。みんな明るいし開けっぴろげだしスピーチも上手だしよく飲むしテーブル毎に大騒ぎするし上下関係もフランクだし、とにかく人間くさい。人との触れあいを大切にする。開けっぴろげに楽しむとパーティってこんなに楽しいのか、と43歳にして初めて知った感じ。振り返って日本ってなんて人生の楽しみ方が下手なのだろうと反省しちゃうくらい明るく楽しい会だった。何人もの人と再会を約束して別れる。明日にでもまた会いたいくらいだよ。

もう遅いし、仕事と台湾人パワーに当てられて疲れたのでホテルに帰る。台湾まで来て夜市にもお茶にも行かないのかよ、お店もたった4軒かよ、と自分を責めるが、また何度も来そうな予感がするから次回に取っておこう。観光では来れない台湾を相当吸収したので、次回は台湾リテラシーがかなり高い状態で臨めるだろうし。

で、今朝。帰国日。昼過ぎのヒコーキ。
ホテル前の屋台で現地人の行列に混じって「即席チマキ(油飯)」「豆乳」「小籠包」を買って部屋で朝メシ。小籠包は昨日出てなかった屋台が出ていて、しかもえらく並んでいるので買ったのだが、鼎泰豊より濃い味。よい感じ。即席油飯も満足度高い一品。こういう名もない屋台がそこそこ旨いんだね。
ホテル近くに「京鼎小館」があるので、11時30分のホテル出発前に行って小籠包を食べてくるか迷っている。開店が10時30分。歩いて15分だから…間に合うかな。つか、ひとりで一人前10個とか食べるのもイヤなんだよね。ううむ。様子だけ見てくるか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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