異化する技術

2005年11月 7日(月) 8:43:36

昨日送った婦人画報の原稿にスパッとOKが出て明るい気分。あとはアチラの原稿(一冊分)をスパッと行きたいところだが、なぜかすぐ難破漂流してしまう。スパッと決まるスウィートスポットがどこかにあるはずなのだが、探し始めてもう10ヶ月近くになる。超難産。

見逃していた北野武監督作品「座頭市」をTVで観た。編集うまし。どこかに隙を作る感じも上手。
そういえばちょうどこの週末から新作「TAKESHIS'」が公開されているんだったかな。この新作は夏まっさかりの頃、関係者オンリーの0号試写に紛れ込ませていただいて(一応仕事絡み)観せてもらった。ちょうどベネチア映画祭でサプライズ上映する前というので、内容は口止め条件。できたてホヤホヤ。小さな試写室。美輪明宏とか出演者も数人いた。日常を異化する独特の手法。理解できる部分と途方に暮れる部分と。試写が終わった後、外に出たら蝉が非日常的に盛大に鳴いていたのが妙に耳についたのを思い出す。ヒトの日常を異化するのうまいなぁ。観終わって長く経つともう一度観てみたくなるタイプの映画。ボクは彼がナポリタンをまずそうにくちゃくちゃ食べるシーンが好きっす。あなたは?

本田美奈子亡くなる。38歳。活躍は聞いていたが舞台は観なかった。観ておきたかったひとり。あぁボクは生き延びさせてもらっている分、もっとちゃんと生きないと。

疲れたカラダといい関係

2005年11月 6日(日) 8:56:22

昨日はわりとはかどり、婦人画報の原稿もなんとかこうとか目途が立った。おいしい店リニューアルもずいぶん進捗したし、仕事の企画書もひとつ書いた。ハリーポッター原書も久しぶりに20ページ。この調子で今日も能率上がるといいな。

つか、なんでこんなに疲れがとれにくいんだろう不思議だなぁと思ってよくよく考えたら、なんだまだNY出張から帰って一週間ちょいじゃんか! そりゃ疲れが出る頃だ。しかもその間に大阪出張までしていて、ちゃんとゆっくり疲れをとっていない。普通にカラダがSOS出してたわけね。生理現象みたいなものですわね。あぁ良かった。老衰かと思えるくらい疲れてたのでホッ。

ホッとして「疲れてて当たり前」と開き直ったらイイカンジになった。疲れと上手につきあうことで意外とはかどる。疲れを上から押さえ込もうとしてたからいけなかったのだな。このカンジで書き続けられればいろんなストレスから脱却できるかも。11月いっぱいこのカンジが続いたら…いや、なんとか続くよう工夫しよう。

フランツ・フェルディナンド

2005年11月 5日(土) 10:22:27

近来稀に見るくらい疲れ切って家に帰り、山本彩香さん特製「姫シャコ貝の豆腐よう漬け」(試作品)を肴に「浦霞」の一升瓶をガブガブ飲んで、な〜んも考えずテレビをぼんやり見て、死んだように8時間寝たら、なんとか少し元気になりました。でも朝起きて会社のメール見てまた卒倒しそうになったけど。

なんか書くとも書かないとも言ってなかった感じなんだけど、今月号の婦人画報の来月号予告に「新連載/さとなお」の文字。あぁこの状態で引き受けるのは相当無理があるのでどうやってお断りしようかと思い続けてそのまま先延ばししていたらついにこんな事態に…。自業自得。まだ題名も内容も決めておらず。この土日で第一稿上げねばならず。ノーアイデア。どうしよう。

天気がいいなぁ。セントラルパークに行きたいなぁ。とか「フランツ・フェルディナンド」を聴きながら思う。このバンドとNYの関係は直接はないけどさ。でも、いまさらだけど、このバンド本当にいい。どうでもいいけど、このバンド名ってサラエボで暗殺されて第一次世界大戦勃発のきっかけになったオーストリア皇太子の名前だよね(?)。実質的に世界史を塗りかえた彼の名前を付けるあたりがハイブロウ&野心家。

匂いフェチ

2005年11月 4日(金) 21:16:45

疲れたときは特に、なぜか本の匂いを嗅ぐのが好き。本棚の本を抜いてバラバラと親指でめくってページの匂いを鼻をつけて嗅ぐ(笑)。このごろいい紙の匂いがする本が少なくなった。持っている中では「逆引き広辞苑」がわりと好きな匂い。30年近く前の本だが、旺文社の「数学1」の教科書も好きな匂い(ほぼ匂いが消えているが少しわかる)。あ、教科書でいえば山川出版社の「日本史」も好き。でもあの頃で言えば、チャート式シリーズの参考書の匂いは相当好きだったなぁ。
辞書は特に匂いで選ぶ傾向あり。いい匂いの本だと頻繁に引くのも苦にならぬ。匂いで辞書とか参考書選ぶヤツもどうかと思うが、紙の匂いまで気を遣って欲しいと出版社には断固言いたいね。装丁に凝るのと同じくらい匂いにも凝って欲しい。匂いで本を買う人も意外といると思う(ボクだけかもしれないが、少なくともボクはいい匂いの本は買う傾向)

わりかし余裕なし

2005年11月 3日(木) 22:34:58

祝日だけど打ち合わせをいくつか。あっという間に夜中。
仕事・原稿・サイト・家庭・プライベートとやることが多すぎてなんだかよくわからなくなってきた。メールでいくつか異論反論などもいただいているが、議論している余裕がない。ちょっと待ってくださいね。とにかくすべてからRUN AWAYしたい気持ちが押し寄せているのだが(わりと危機?)、娘の塾帰りを迎えに行って、夜道をふたりでダラダラくっだらない話しをして歩いているうちに少し癒された。子供というのは存在しているだけで親を奮い立たせてくれるのだなぁ。

家に着いたら、優子のお友達が数人来てくださっていて、簡易ホームパーティの真っ最中。ぐったりなカラダもおいしいワインと楽しい会話で少し元気に。明日はまた仕事の嵐なので早く寝よう…。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。