シュツットガルト歌劇場日本公演「魔笛」

2006年2月16日(木) 7:40:03

昨晩は渋谷オーチャードホールにてオペラ観劇。「シュツットガルト歌劇場」の来日公演。演目はモーツァルトの「魔笛」。

実はあまり前評判を知らずに行ったのだが、すげーのなんの。こんなに楽しんだオペラは(ビデオ鑑賞を含めて)生まれて初めてかも。
ある意味わかりにくい「魔笛」が現代風のアレンジでイキイキと生き返る。コンヴィチュニーの演出がぶっ飛んでいてとにかく面白い。

第一幕の冒頭などいきなりオーケストラボックスにタミーノが落っこち、そこで演技しはじめる(というか歌う)。そのうえ指揮者やオーケストラメンバーも演技に加わる。なんだこりゃと思っていたら、いきなりビデオ映写が始まって舞台上で侍女が夜の女王をライブ撮りし、それを使ったギャグまである。つか、侍女はOL風だし夜の女王はキッチンドランカーだ。すっかり引き込まれた。

旅行中に服を買うこと

2006年2月15日(水) 9:23:12

岡山・広島行脚にインナーの着替えを持っていくのを忘れたので、岡山駅前の高島屋に入って紳士服売り場を見回ったのだが、なかなかピンと来る物がない。普段東京の真ん中で最新のものに囲まれた生活をしているせいか、「物」で選び出すとどうしても東京の方がバリエが多くなる。

こういう時の鉄則は「人」で選ぶこと。
ブランドもデザインも無視して、デザイナーズ売り場で良さそうな売り子さんを物色して歩く。3周まわってひとりの40代女性店員さんに決めた。ファッションの感じは普通だが、なんだか相性良さそうっぽいオーラがむんむんと。
「このジャケットとジーンズに合わせてすぐ着替えたい」と言ったら頭の先からつま先までサッとスキャンしてバリエを3つすばやく持ってきてくれた。なるほどなるほど。シャツはひとつもなくダブルジッパー系。理由を簡潔に説明してくれ、その中でグレーのものをオススメされる。うん。なかなかよい。自分で探してたら選ばない組み合わせ。

「ジローラモさんもオススメの組み合わせです」というひと言が余計だったが(笑)、すっと決まって良かった良かった。これでこのインナーを着るたびにボクは岡山のあの店員さんとこの出張を頭の隅で思い出し、ちょっと楽しい気分になれる。旅行中に服を買うのってだから好き。財布の紐もゆるむしね。

広島の夜

2006年2月14日(火) 21:56:23

岡山・広島行脚から帰ってきた。
昨晩は「快食.com」のシャオヘイさんとふたりで深い広島の夜。一軒目は「チャテオあくさん」。燻製料理&ステーキの店。すべてにうまかったが、冷薫のベーコンが特に印象的。いままで食べたベーコンの中で一番うまかった。舌の上で再構築して何度でも楽しめる名品。

二軒目は「BAR NAWANAI」。8年ほど前に行った「なわない」が経営しているスペイン・バル。インテリアは明治時代系和風なのだが、カウンターにハモン・イベリコとかがドンと置いてあり面白い。
ちょうど「なわない」のご主人が飲みに来ていて、シャオヘイさんを見つけて笑って寄ってきて、本店「なわない」から特にうまいものを店員に取りに行かせ、食べさせてくれた。ラッキー。どれもこれもうまかったが「こんなのめったに手に入らない」という質の牡蠣が絶品だった。一年生と二年生の牡蠣、食べ比べ。2時くらいまでがぶがぶと飲む。

疲れもあってわりと酔ったらしく、今朝は二日酔いの目覚め。
でもせっかく広島に来てるんだからと昼は広島風お好み焼きへ(濃すぎ)。シャオヘイさんに勧められていた「貴家。」が定休日で、結局「八誠」へ。なるほどうまい広島風お好み焼きは野菜と生地とそばがこういう食感とバランスになるのか。舌に覚え込ませる。「胡桃屋」「三八」に続き三軒目の本場広島風お好み焼き体験なのだが一番うまく感じたなぁ。うめえうめえ。

広島にて

2006年2月13日(月) 19:28:28

講演というか講義というかレクチャーというかで、岡山・広島と行脚。

昼は岡山でデミカツ丼(デミグラスソース・カツ丼)を食べた。初体験かも。「だて」という店は中華そばもうまく、なかなか。デミカツ丼は意外とあっさりしていて美味。わりと好きかも。

昼メシ後、紅茶専門店を見つけたのでそこに入り講義内容をチェック。で、1時間半ぐあーっと話して、新幹線に乗って広島へ。岡山でゆっくりしたかったがまた今後かなー。

レノンの歌で一番嫌いなのはイマジン

2006年2月12日(日) 8:49:06

トリノ・オリンピック開幕。
開会式でソフィア・ローレンが五輪旗持って歩いていたなぁ。そのちょい後ろになぜかスーザン・サランドン。ふたりとも好きなのでうれしい。
というか、また「イマジン」大合唱すか。世界平和のためにみんなが共通した一曲を持つ、という意味ではとてもいいことだけど、でもボクはU2のボノのこんな発言に与する。

「レノンの歌で一番嫌いなのはイマジン。こうなるといいな、と頭で考えているだけではダメだ」

想像力をスタート地点にするのは素晴らしい。イマジンしないよりした方が数百倍いい。でも本当は次の一歩を踏み出さないと何も変わらない。みんなが「イマジン」大合唱でわかりあっているだけではどこへも行けない。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。