不思議なタイ料理店

2006年6月30日(金) 8:12:06

昨晩は不思議な店に行った(しかも同行者は妖女と魔除けと招き猫)。
完全予約制で1年前には予約で席がいっぱいになるというタイ料理店。入り口ドアには「12月末まで満卓」とか掲示してある(雀荘すか?)。超年下殺しの妖女が予約しておいてくれたプラチナテーブル。

んでもって「翌年分の予約希望を6月から8月に所定用紙(1部100円。限定枚数配布次第終了)で申し込んでいただきます。予約希望日が重複した場合は抽選(最低1ディナーは確保・設定いたします)になります」という徹底ぶり。す、すごいな。
完全予約制のうえに完全セルフサービスで、後片づけもある程度は客がやる。物静かな女性が一人でやっている店なので手が回らないのである(席は12席程度)。いろいろ条件があってややこしいが、相当古くからやっている老舗らしく、長年毎年予約で埋まるというのだから立派である。

こういう店はえてして高いのが通例であるが、予想に反して腰抜かすほど安かった。コースが3000円なのだ。普段遣い値段じゃん! 普段遣いの店なのに年間予約制。妙にシュール。店内は古く手作り感に溢れており料理もとてもカジュアル。ふと立ち寄るタイプの店なのだ。なのに前年から予約しないといけない。ふーむ。

心開き系

2006年6月29日(木) 9:18:09

二日酔い(笑)
プールを始めてから酒が弱くなった気がする。ちょっと飲んだだけですぐ酔う。まいったな。昨晩はチェコやNYで一緒に闘った古い戦友と遅めから「和楽惣」にて飲み始めたのだが、焼酎をロックで行っているうちにいい感じに酔ったのはいいとして、それが朝まで抜けないというのに驚く。自分の肝臓とも思えないが、これが45歳のリアルということかな。でもまぁ昨晩は昔のつらい仕事の思い出をいっぱい話しあい、なんだかずいぶん褒めあったので(きもっ)、それも酒が残った原因かもしれない。心を開きすぎたかも。

そういえば昨日はランチも「心開き系」だった。大阪勤務時代の人々が5人集まって、大阪時代によく通った「ネスパ」の東京支店にわざわざ行ってランチしたのだった。懐かしすぎる話題がいっぱい。まぁたまにはいいのだが、こういうことが続くとだんだんと「昔は良かったなぁ」と過去に生きるオッサンになっていく。まずいまずい。たま〜ににしておこ。

それにしてもまだ9時台だというのに篦棒に暑い。って篦棒って読めますか。べらぼう。この漢字はボクも知らなかった。飯粒を潰す篦棒っていう棒があって、そこから「穀潰し」という意味になったという説と、便乱坊という1670年代に見世物で評判をとった奇人からとったという説とふたつあるらしい。まぁとにかく篦棒に暑い。今日は我が家も初クーラーかも。←この暑いのに毛皮を着ている不憫な愛犬用。

強者どもの時間帯

2006年6月28日(水) 7:07:51

ええと、一年とちょっと続けてきた「さとなおの 男のための昼メシレベルアップ計画」の連載は、日経BPサイトリニューアルにつき今週で終了しました。ありがとうございました。結局58店ご紹介しました。大変だったけどわりと楽しかったな。そのうちこのサイト内にまとめますね。

昨日は仕事後、夜22時にプール。驚いた。この時間帯だと強者がやけに多くなるのである。ご老人が消え、なんかバリバリの元水泳部系がシュバシュバ飛ばして泳いでいる。最初は気にせず泳いでいたが、400mを過ぎたあたりでどうもボクが渋滞の原因になっているらしいことに気付き、その後は速い人がスタートした直後を狙って泳ぎ始めて追いつかれたら追い越してもらう、という細切れ超気遣い体制に。どうしてもボクのピッチも上がってくるので(追われるから)、リズムが狂い疲れも倍増。まぁでもうまい人の泳ぎを見ているとイメージよくなってとてもいい。見惚れるような美しい泳ぎの人が数人。何がどう違うのかすらわからん。

「ダンス・ダンス・ダンス」と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を二冊続けて読了。両方とも再々読くらいだが、20代30代で読んだのとずいぶん感想も違う。続いて「ねじまき鳥クロニクル」に入ったところ。こうしてひとりの作家を集中して再読するのって楽しいな。

被害者の個人情報

2006年6月27日(火) 8:39:23

月曜はいつもグッタリする。仕事が多いのだ。バタバタしているうちにすぐ夜になる。
グッタリ気分を引きずりながら、夜は泡盛。「まさひろ」をひたすら飲み、だんだん楽しくなってくる。泡盛を飲むといつもそうだが、妙に心が開いてしまう。開きすぎたか。泡盛のバカ。

朝、ニュースを見ていたら、女子大生誘拐のニュース。すぐ保護されて良かったが、女子大生の名前・学校名・住んでいる町名が明らかにされ、顔と自宅と近所が写され、繰り返しインタビューが流された。NHKの全国放送。一晩で解決した事件の被害者の個人情報がなぜここまで流されないといけないのか。あんまりではないか。ワイドショーならまだ諦めがつくが、NHKのニュースでそこまでくわしく流す必要がどこにある。

さてプールに行こう、と頭では思うのだが、ちょっと二日酔い気味で腰が上がらない。広背筋がボゥと燃えるあの感じをまた味わいたいのにな。今日は無理かも。

映画「FLY,DADDY,FLY」

2006年6月26日(月) 7:03:58

娘が金城一紀の「FLY,DADDY,FLY」を読み終わったというので、映画化されたDVDを借りてきて一緒に観た。主人公は堤真一。最近では「ALWAYS」での怪演が光っている。朴舜臣役の岡田准一が良かった。朴舜臣には線が細いかなと思っていたが、なかなかどうして。相当見直したな。
でも個人的には小説の方が好き。映画はもっともっとやりようがあったと思う。だって「WIN,ROCKY,WIN」なんだもの。あの映画みたいにシンプルに盛り上げられるはず。韓国でリメイクされることが決まってるらしいけど、なんだか盛り上げ的には負けそうだ。

DVDを借りるとき「風の歌を聴け」を見つけたので「あぁそういえば観てないんだよなぁ」とか思いながら手に取る。んでもってちょっとのけ反る。配役が…。「僕」が小林薫。んん〜微妙〜。1981年当時ならわかるか…。「鼠」がヒカシューの巻上公一。どっちかというと「鼠」の方が小林薫なんだけどな。んでもって「ジェイ」が坂田明。うわ、これは違うのでは! もっとこうなんていうか…。

朴舜臣にしろ僕にしろジェイにしろ、読者のイメージが出来上がっちゃっている人物の配役は難しい。ボクだったら誰をキャスティングするかなぁとか考えだすとすぐ時間が経つ。ヒット作にするためにはそこそこのスターを配置しないといけないし。んー。今なら誰が「僕」かなぁ。意外と稲垣吾郎? いやいやゴローちゃんだったら岡田准一の方がいいかも(←意外と惚れたらしい)。どちらも客観的な空気を身に纏っていてよろしいが、ゴローちゃんの目は喜劇的なのに対して岡田准一の目は悲劇的なのがいい。でもハンサムすぎるかなぁ。とか。そんなことを考えているうちにすぐ夜中。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。